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2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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ちょうど1年経過♪
Uです:

最近恒例になってきた1ヶ月ぶりの投稿です。その間、Iさんはロンドンから出て、また帰ってきたみたいですね。

さて、今日で昨年渡英してからちょうど1年が経ちました。ちょうど今くらいの時間(夕方4時)くらいにヒースロー空港に着いて、スーツケースを転がして心細くホームステイ宅に行ったことを思い出すと、アッ!!!という間に一年でした。次はもっと早そうでなりません、そしてその後は日本でまた仕事。。。

そんな先の事を考えるよりも今のことを:テストが6月末に終わった後、10月に新しい大学が始まるまでは、ずばり、修士論文が特典で付いた長い夏休み。最近は専らテニス、パーティ、ピクニック、BBQ、友達との飯に明け暮れ、週末は近場を旅行し、そして平日はインターンをしながら論文を(そろそろ真面目に書かなきゃ終わらなそう)、という状況です。詳しいことは別の機会に譲るとして、ここでは大まかに今の状況を報告します。

<インターン>
この春から夏にかけて、二つのインターン先に通っています。

①インターン1: London Research International (LRI)は、環境エネルギー政策のリサーチ・コンサル会社(http://www.londonresearchinternational.com/Home)。各国の政策を踏まえた再生可能エネルギーへの投資環境を比較し、どの国に対して投資するのが投資家にとって一番メリットが大きい(またリスクが少ない)かを定量的に分析することを目指して席を置かせていただきましたが、パソコンが5月に盗難されてからは少しお休みを頂き、そのままお役御免となりました♪(仕事の合間を縫って、今度挨拶に行かねば)

② インターン2: Department of Energy and Climate Change (DECC)は、英国・エネルギー気候変動省という中央省庁の一つ。このうち、国際エネルギー・気候変動局にある国際炭素市場チームに7月から席を置いています。日本にいた時と相場が近いので、何かとやりやすさを感じています。ただし、チームは国際色豊かでアフリカ、オセアニア、ヨーロッパの混成なのが日本との大きな違いです。個人的には大学で勉強するよりも、仕事をしている方が性に合うというか、楽しいです(もちろんプレッシャーもなく、かつ、5時にみんな帰れる素敵な職場だからなんでしょうけど)。

<論文>
8月26日までに提出することとなる論文については、現在のインターンでの経験も生かす形で、排出権取引市場の将来影響分析をやろうと思っています。具体的には、日本の排出量取引市場がきちんと創設された場合に、これをEUなどの市場と連結してグローバルな炭素市場を作ることが(特に日本にとっての)経済的負担の軽減や技術的イノベーションの促進にどれほど影響が出るかを経済モデルと関係者のインタビューで明らかにしようと思っています。大きな問題は時間が全然ないことですね。

<観光・旅行>
6月のテスト終了後にエジンバラへ。天気にも恵まれて本当にいいところでした。友達にも会えて嬉しいかったです。
また、最近は週末を利用して、近場のヘンリー8世のハンプテッドコートパレスや未だに使われているウィンザー城を見に行きました。その他、ミュージカル(Legally Blonde)やアンティークの買い物(ノッティングヒル)、両親が来たときは、観光バスに乗ってロンドン塔や大英博物館などに行って、3時の紅茶もチャレンジしました。
最後に論文が終わり、インターンもひと段落したら、次の大学が始まるまで、旅行に明け暮れたいなと思っています。具体的には、地中海4カ国(イタリア、ギリシャ、トルコ、エジプト)、アメリカ(US)、そしてアフリカ(ルワンダ)に1ヶ月で行きたいと思っています。詰め込み過ぎでしょうか。

<その他の日常>
夏ということもあり、毎週パーティとかBBQとかピクニックとか何らかの集まりがある感じです。その他、友達とごはんに行ったりすると外食の機会が増えるのが玉にキズ。また、クラスメート等と毎週大学の近くでテニスをしています。これも季節がいい今だけでしょうね。

<来年の大学>
未だにはっきり決まっていません。最近の状況ですと、環境経済学に強いヨーク大学に行く傾向が強くなってきましたが、その他にケンブリッジ(環境政策)、インペリアル(環境・技術)もまだ可能性があり、流動的です。8月中にはさすがに決めなきゃいけませんね。

といことで、去年まさにこの日にロンドンに降り立ったときに比べると、視界は間違いなく広がり、英語は未だにそこそこしか使えないものの、何より毎日楽しくやっています。授業が始まるとまたウンザリするんでしょうけど、今だけということで、この長い夏を十分に楽しみたいと思います♪
by uk-env | 2010-08-02 01:46 | ロンドン生活(London life)
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