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2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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英語の壁
Iです。

今学期も気がつけば残すところ1カ月となり、課題をこなすのがほんとうに大変です。夏休みの宿題は8月29日からやるのが効率的と信じて生きてきた私ですが、さすがに母国語以外でのエッセイやプレゼンはそういうわけにはいかない模様。

エッセイは、英語以前に、ここのアカデミックライティングの形式が掴めないというのが問題です。課題に対して、用語を定義し、仮説を立て、理論を使って立証していく、と言われますが、どの程度厳密にこの形式を遵守する必要があるのか経験的に分からないので、結構不安。最初のエッセイは次の月曜日締め切りのため、ドラフトを英語のtutorに送って英語チェックを受けているところ。英語の質はお金を出せば確保できるけれど、内容はすべて自分の責任、どうしようもない。

プレゼンは、今学期はすべてグループワーク絡みです。1つは、エネルギー・大気汚染・温室効果ガスについて、途上国の民生部門に焦点を当てて論じるもの。このグループ、ネイティブが多い一方リーダー役不在で、最初は何となく雰囲気が良くなかった。そのせいか、調べ物が個人プレーとなりがちだったのですが(全員がプレゼンでしゃべるのがルール)、来週のプレゼン本番に向けてみんなの危機感が高まった先週くらいから、何となくまとまりが出てきた不思議なグループ。内容的には、比較的自分の貢献の余地がある分野なので、楽しくやっています。

もう1つは、ロンドンオリンピック会場周辺の地域の環境変化(社会的な意味)についてのフィールドワークに関するグループワーク。こちらは、グループでの研究成果をプレゼンするのに加え、ビジュアルマテリアル(ポスター、ショートフィルム等)にまとめる、というもの。さらに研究過程を個人でまとめて個別に提出し、口頭試問を受けます。メンバー的には和やかな感じなのですが、私にとっては、先週の現地調査から風向きが変わった…。というのも、教室の英語は分かるようになってきていても、「地元住民」の英語が全然分からないのです…!おじいちゃん、子供たちの英語が全然聞き取れない。さらに、今日、クラス全体でグループごとに中間発表を行った結果、うちのグループの作業が遅れていることに危機感を抱いた一部メンバーが焦り始め、やや雰囲気が悪くなってきてる。こうなると、発言が少ないという点で圧倒的に貢献度の低い私は非常に肩身が狭い。最低限の貢献として、メモ取りと、「いつ何時でも必要な資料が取り出せるように準備しておく」ということを自分の役回りと認識しています。…まるで会社の1年生ですね。「I、君はほんとうにorganizeされてるね」と言われ、各種資料の整理屋と認識されてるのを自覚すると、誉められてるのか馬鹿にされてるのか、複雑な気分…。情けないけれど、すべては足元の一歩から!

週末は、グループの打ち合わせに加え、2つ目のエッセイに取り掛からなければさすがにマズイ。頑張ります。
by uk-env | 2009-11-21 05:36 | 大学(UCL)
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