Iです。
恐れていた季節がやってきたようです。灰色の空と冷たい雨。4時を過ぎるころにはかなり暗くなります。クリスマスまでは街がキラキラしてるから大丈夫だけど、1月と2月はhorribleだよってみんな言う。
今日(11/13)は大雨の中、フィールドワークのため1日中外にいたので、コートもバッグもぐしょぐしょ。特に湿地を歩いて泥まみれになったスニーカーは、レザーなのに丸洗いするほかない無残な姿に。下の写真はロンドンオリンピック会場の工事の様子です。
課題も厳しくなってきました。今はプレゼンの準備で頭が痛いですが、そろそろエッセイにも本気で取り組まないと。今学期書かなければならないエッセイは以下のとおり。
(1) The Political Ecology of Environmental Change(必修)
2つのトピックのうち、「To what extent is it fair to consider that growth is constrained by limits?」のお題で書く予定。セオリーをやっている授業なので、ある意味書きやすいエッセイ。その分、おさえるべきポイントを外すと痛いと思われ、クラスメイトのみんなは一番神経質になっている。学校の思想がかなり左寄りな感じなので、先進国の役人の発想でクールに書くと、単位を落としそうな予感。
(2) Urban Environmental Planning and Management in Development(必修)
途上国の都市をひとつ選び、都市化に纏わる環境問題について、新たに就任した市長にブリーフをする、という発想で書けとの指示。ブリーフ資料ならそこらへんの学生よりは感覚を知っているはずだけれど、先進国出身としての弱みは、自分の国の都市について書けないこと。途上国の学生が故郷の街について苦もなく取り組んでいるのが羨ましい。東南アジアのどこかにしようと思うのですが、行ったことのある大都市のうち、ホーチミンシティは英語文献があまりなく、バンコクはクラスメイトのタイ人とJICAのスペシャリストが書く予定。やむなくマニラを候補に考えているけれど、行ったことないのでさっぱりイメージが湧かない。
(3) Environment and Sustainable Development in Practice(必修)
これは前述のフィールドワークが中心となっている授業で、グループで課題に取り組みプレゼンをするのですが、グループでの研究について個人のプロファイルをまとめて提出、口述諮問が行われるという。グループワークのindividual profileって何?というのがいまだによく分からない(イギリス人のクラスメートに訊いたら「diaryだよ」と言われてますます分からなくなった)。要は、グループワークでサボる人が出ないためのプレッシャー?
(4) Disaster Risk Reduction in Cities(選択科目)
世界で起きた災害についてどれかひとつ選んで分析しなさい、という緩~い課題設定で、まだ全く手をつけていない。この授業は評価がエッセイのみで付くので結構こわいのですが。できれば気候変動がらみで書きたいところだけれど、日本の「災害」で気候変動がらみって、何かありますかね…(やはり日本の事例が書きやすいので)。ゲリラ豪雨とか、台風とか、ないことはないと思いますが、犠牲者の人数を考えると、途上国出身者の反感を買いそうで躊躇します…
お天気と課題のせいで、それからここに来てなかなか伸びてくれない英語力を考えると、ついつい暗くなってしまう季節ですが、負けないように頑張ります!