2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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今後の大学院生Visa②
Uです:

以下も大学側から今後のVisa取得について、連絡があったものです。

Visa changes from 4 July

From 4 July there will be some immigration changes which may affect you:

1) Bank statements: when supplying bank statements for renewing a visa the UK Border Agency will still expect statements to be dated no more than one month earlier than the date at which you post your application. However, the date they use on the statement will now be the CLOSING BALANCE DATE, not the ISSUE DATE.

2) Students from 'Low Risk' countries will no longer have to show a bank statement or a qualification document (such as a transcript or graduation certificate) when renewing their visa. You will still be expected to produce these documents if the UKBA asks for them, but not to send them with the Tier 4 (G) visa renewal form. 'Low risk'
countries are:

Argentina, Australia, Brunei, Canada, Chile, Croatia, Hong Kong, Japan, New Zealand, Singapore, South Korea, Taiwan (those who hold a passport issued by Taiwan that includes the number of the identification card issued by the competent authority in Taiwan in it), Trinidad and Tobago, United States of America or a British National Overseas.

3) Dependants: from 4 July it will no longer be possible to bring in dependants if you are (a) an undergraduate, (b) a postgraduate on a course lasting less than 12 months. The only exception to this is if you are a Government sponsored student on a course of more than 6 months.

If you are currently an undergraduate, or postgraduate with less than 12 months of your course left, and you have dependants here in the UK there is no need to worry. They can stay, but if you need to extend your visa they MUST apply at the same time.

If you have a baby born in the UK who does not have a visa, it will no longer be possible to apply for your baby's visa in the UK from 4 July. If this applies to you, please email me for further advice as soon as possible.

4) A new Tier 4 (General) application form will be published on 4 July (the new Policy Guidance is already available).

We will be updating the Immigration Advice Service website in time for 4 July. However, due to staff holidays, it will be a couple of weeks before we can put a new sample Tier 4 application form up. If you are renewing your Tier 4 (G) student visa from this date, please make sure you have the correct, up-to-date, application form. You can follow the links on our website.
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by uk-env | 2011-06-30 07:09 | ビザ情報(Visa)
今後の大学院生Visa - Tier4 visa in the future
Uです:

大学から以下のとおり将来のビザについて連絡がありましたので、共有します。
Here comes the notice from my university regarding the future Tier4 visa as follows:

In future, only graduates who have an offer of a skilled graduate-level job from an employer licensed by the UK Border Agency will be allowed to stay. Post-study migrants must be paid at least £20,000 or the appropriate rate for the occupation


詳細はこちらをご覧ください。Please see here for more details.
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by uk-env | 2011-06-30 07:04 | ビザ情報(Visa)
Glyndebourne Festival
Iです。ちょっと間が空きました。先週まで、父と妹がイギリスに遊びに来たのに付き合ってロンドンに滞在しつつ、彼らのアテンドと、修論のためのインタビューを同時にこなす忙しい一週間でした。

そして、今日はGlyndebourne Festivalに行ってきました。Brightonから車で30分くらいの小さな村にある世界的に有名なオペラハウスで、ここでの公演は夏の間しかやっていません(冬はツアーで回っている模様)。ここの何が有名って、羊が草をはむ田園風景の中、ビシっと着飾った紳士淑女が、1時間半もあるインターバルの間にワイン片手に楽しむピクニック!…と書くといかにも時代錯誤なんですが、イギリスの夏の風物詩の一つです。こんな感じ

何しろ、ドレスコードが男性はブラックタイ、女性はイブニングドレス指定ですから、ロイヤルオペラハウスに行く感じより更に気合が必要です。本来ならちゃんと男性にエスコートされて行くべき場所なのでしょうが、周りにこんなとこに付き合ってくれる男友達もないので、女性二人でおめかしして行ってきました。

ついお洒落とピクニックに目が行きがちですが、このために海外から来るお客さんもあるというほど、オペラそのものの質も上等。今日の演目はモーツァルトのドン・ジョバンニ。とりわけドンナ・アンナやドンナ・エルヴィーラといった女性陣の歌声が非常に魅力的でした。モーツァルトらしい楽しい曲調で、笑いの要素もふんだんです。途中、「フィガロの結婚」のアリアがちょこっと登場するのも遊び心があって楽しい。

今日はあいにくのお天気で、緑の芝の上でのピクニックができなくてテラスで食べることになってしまったのが残念でしたが、今後行かれる方への参考まで、以下:

●服装: 男性は絶対ブラックタイがよろしいかと。そうじゃなくてもつまみ出されることはないとは思いますが。女性は、我々はロングのイブニングドレスで行きましたが、これは結構頑張っている部類でした(そもそも東洋人がほとんどおらず、落ち着いた色のドレスのおばさま方ばかりの中、きれい色のロングドレスはちょっと目立っていたかも)。普通の結婚式の二次会に行くようなドレスでも大丈夫です。でも、せめてドレス(ワンピース)で行った方が良いかと。スーツではかなりカジュアルに見えて居心地悪いと思います。

●ピクニック: お金に糸目をつけないなら、料理・ドリンク・テーブル・椅子・ポーター、すべて予約しておくのもオススメです。私達のように自ら持参する人も多かったですが、テーブル・椅子はほぼマストでしょう(ない場合は、ベンチ確保のために早い時間に行くべき)。ピクニックシートに直に座る手も考えたのですが、雰囲気的にそうしなくてホント良かったと思いました…。テーブルクロス持ってくるべきだったと反省したくらいです。ただし、これだけの荷物、公共交通では運べません。車のない我々は結局往復タクシーで散財しました。ピクニックを諦めてレストランという手も一つかもしれませんが、せっかくのGlyndebourne、ピクニックしたいですものねぇ。ちなみに、皆、開演前にもピクニックをやっているので、シャンパンはハーフ2本の方が良かったかも。

●行き方: London Victoriaから直通電車で1時間ほどのLewesから無料(予約制)のコーチが出ています。Brightonからもローカル電車で4駅、バスで30分ほどです。コーチは時間指定があって使い勝手が悪かったのと、荷物が多かったので、我々はタクシーにしました。Brighton中心部から片道35ポンドほどです。Lewesまで電車かバスで行って、そこからタクシーというのも良いと思いますが、Lewesで流しのタクシーを拾うのは簡単でないので、電話番号を調べておくべきかと思います。

●チケット: まず、高額の会費を払っている会員向けに発売され、一般販売はフェスティバル開始直前です。特に人気の演目はすぐ売り切れてしまいますが、結構キャンセルが出るので、本気で行きたい方はちょくちょくHPをチェックしてみることをオススメします。
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by uk-env | 2011-06-29 09:51 | ブライトンライフ
【アンケート】温暖化対策に関する調査 [Need your help] Survey on Global Carbon Pricing
Uです:

ウィンブルドンシーズンが到来しましたね。
Here comes the Wimbledon season in 2011!

現在、修士論文の関係でアンケートを行っており、もしこのブログをご覧の方で協力いただける方がいらっしゃればと思い、紹介させていただきます。
I am currently conducting an online survey as part of my dissertation so if you have 10 minutes to fill in, I would be extremely happy!

このアンケートは地球温暖化対策に関するもので、10分程度で終了いたします。コチラをクリックいただくと、ご参加いただけます。

※ 本アンケートは、1800名を超える科学者、政策担当者、環境NGO、そして一般の方々を対象に行われるもので、地球温暖化対策のうち炭素価格政策に関する国際的な合意の可能性や今後の国内地球温暖化対策の方向性を指し示す上で、極めて重要な調査です。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

I am writing you to ask for your help with the online survey on Global Carbon Pricing.

This survey attempts to assemble more than 1800 voices from environmental researchers, policy-makers, representatives of environmental NGOs, or the public around the world.

The survey is important and may provide useful information for domestic climate policies and insights on areas of global agreement regarding carbon pricing.

To access the survey, you can click on the link.

This survey is voluntary. However, you can help us very much by taking 10 minutes to complete this survey. If you have any questions about this study, I would be happy to supply you with any further information you may need.

All information in this survey will be aggregated for analysis. This will mean that it is impossible to identify any individual.

Thank you for considering your help for this important survey.

Yours sincerely,
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by uk-env | 2011-06-22 00:10 | 大学(York Uni)
Interviews
Iです。

6月も半ばに入り、修論の研究も本格化してきました。以前にも書いたように、今年私は、イギリスの2008年気候変動法に基づいて設置された気候変動委員会という独立組織の評価を行う予定です。

新しい組織のため、法案審議の過程に関する国会の記録を除くと既存の文献があまりなく、情報収集のかなりの部分を有識者等へのインタビューに頼ることになりそうです(ちなみに、法案審議や審議前のコンサルテーションの過程は非常にオープンで、日本と比べると雲泥の差があります…)。去年REDDについて書いた修論は完全に二次文献オンリーのデスクワークだったので、今年はこういうのも良いかなーと思って取り掛かったのですが、いざとなると、私の英語力では結構辛いものがあって。

委員会メンバーを始めとする学識経験者にせよ、政府の人間にせよ、基本的に皆さんお忙しいので、会ってもらえない場合は電話インタビューをお願いしています。Face-to-faceのインタビューは、時間は取られるけどやはり直接顔を見て話せるので圧倒的にやり易いです。他方、顔の見えない電話は辛い。スーパーバイザーのSteveには「録音しない方が率直な意見を聞かせてもらえるよ」と何度も言われ、そりゃそうだと思うけど、電話インタビューで、録音なしに、修論に使えるようなノートが取れる自信はございません。で、購入したのがコチラ↓。携帯だろうが何だろうが、ボイスレコーダーにつなぎ、マイク部分を耳にはめて電話するだけで、相手の声も自分の声も録音できちゃう。オリンパス製です。私、インタビュー中は正直に言って、耳と、自分の応答・次の質問に全神経集中しているので、ほとんどロクにメモが取れません。後で発言を「引用」することを考えれば、正確なメモ取りは不可欠で、こうしたテクノロジーに頼りっぱなし。耳で直接聞くほどにクリアな音声ではないけれど、とってもお役立ちです。
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しかし、英語ができないというのはホント苦労します。インタビューのアポ取りのメール(最初の一発は基本的にSteveがアプローチしてくれ、OKの返事をもらってから私が具体的に話を詰めるだけですが)だけでも、面識のないエライ人に英語でメールをするのって神経遣います。日頃顔をあわせている自分のとこの教授とかとは勝手が違って、どのレベルの人までファーストネームで呼んで良いのかしらーとか、下らないことでも悩みます…(基本的には、メールで本人が自分のことを何と呼んでるかで決めますが、会ったこともないprofessorを呼び捨てにするのって、抵抗あるんですけど~)。

なんだか、荷が重た過ぎるテーマを設定してしまったような気がしなくもない今日この頃ですが、残り少ない学生生活、十分満喫していきたいと思います!
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by uk-env | 2011-06-12 03:59 | 大学(Sussex)
帰国準備:ヨーク⇒東京 Preparation for return from York to Tokyo
Uです:

2年間の留学はあっという間で、帰国日が7月下旬に決まりました。以下、帰国準備について書きます。
2-year study abroad is just as quick as a wink. I am returning to Japan in late July. Here comes the article about the preparation for my return.

1. 航空チケット (Flight ticket)

HISロンドン支社などにも問い合わせましたが、片道便で一番値段が安そうなのは、オンライン検索サイトのSkyscannerで見つけた、ロンドン発⇒ローマ経由⇒成田着のアリタリア航空で一人590ポンドでした。所要は16時間と少し長めです。(直行便は12時間くらいですが、値段が1000ポンド位からになります)
The cheapest one-way ticket I found at Skyscanner was at £590 offered by Alitaria airlines - 16 hours flight from London, via Rome, to Narita.

2. 荷物の送付 (Delivery of livingware)

複数者から見積もりを取りましたが、一番安かったのは、ヤマトの国際宅急便(別送品)の学割パックで50kgまでが120ポンド、ヨークまでの集荷を含めても171ポンドでした。これを次に安そうなペリカン便と比べると以下のようになります。
The cheapest offer seems from Yamato's student pack at £120 for up to 50kg and £171 in total including pickup of the package in York. The following shows the comparison between Yamato and the second cheapest one from Pelican Bin.
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3. ロンドン短期滞在 (London short stay)

航空便がロンドン発ということで、ロンドンに1週間くらい短期で滞在してから帰る予定です。滞在先は、ウェストアクトンにある日系のアップルハウスという宿です。
As the flight departs from London, I am staying in London for 1 week beforehand. The accommodation I chose is called Apple House in West Acton.
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by uk-env | 2011-06-08 13:50 | 帰国準備(Return)
The Peak District
Iです。

帰国までカウントダウンが始まった今日この頃。修論のリサーチの合間を縫って、行きそびれている場所にも足を延ばしたいところです。この週末は、その一つ、The Peak Districtを訪れました。

イギリス最古の国立公園に指定されており、古くから保養地として人気のあったこのPeak Districtですが、何故か日本のガイドブックにおける扱いは小さくて、謎でした。行ってみてなんとなく感じたのは、平坦なイングランドにあってこの辺りは比較的山がちで、ある意味、風景が日本の山リゾートと似ているかもしれないということ。何となく懐かしさすら覚える、そんな田舎でした。

今回の旅のテーマの一つは、英国女流文学の舞台を訪ねること。ジェーン・オースティンの「プライドと偏見」(の一部)、シャーロット・ブロンテの「ジェイン・エア」の舞台はここ、ピーク・ディストリクトです。

【Buxton バクストン】
イギリスに住む人なら、一度はこのブランドのミネラルウォーターを飲んだことがあるでしょう。イギリスで一番おいしい紅茶が入れられる水が湧く場所として有名な町。古くからの保養地で、小さな町ではありますが街並みがとてもエレガント。鉄道駅があるので、私はこの町に宿を取りました。

- オペラハウス
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- St. Ann’s Well(みんなここで水を汲んでいました)
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【Curbar Edge】
ピーク・ディストリクトには何とかエッジという崖が至るところにあります。私はその一つ、Curbar Edgeへ(余談ですが、ここに行くのにCalverという村が最寄りのバス停でした。日本人的には、発音の違い、難しいです…)。晴れていれば絶景が見渡せたと思うのですが、残念ながらこの時に限ってお陽様が顔を出さず…。
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ちなみに、2005年の映画版「プライドと偏見」で傷心(?)のエリザベスが立っていた崖は、Stanage Edgeだそうです。いずれにしても、高所恐怖症の私にはあんな真似はできません。こわかった~。
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【Chatsworth チャッツワース】
数々の映画の舞台となっているデヴォンシャー伯爵の邸宅。「プライドと偏見」では、Mr. Darcyのおうちになっています。まあ、おうちというよりお城ですね…。広大な庭園では、お天気が良ければ一日ピクニックで過ごせそうです。
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【Haddon Hallハドン・ホール】
ラトランド公爵のお屋敷ですが、こちらは贅沢な感じはあまりなく、20世紀に入ってから荒廃した屋敷を改修したとは言え、12世紀に歴史を遡る邸内は、むしろ古さが際立ちます。「プライドと偏見」にも登場しましたが、やはりこちらは「ジェイン・エア」の印象が強いです。午後になって雲が厚くなってきて、ジェインがこのThornfield屋敷にやって来る時の陰気な感じを醸し出すには、ある意味ピッタリです。
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【Bakewell ベイクウェル】
ベイクウェル・プディングで有名な可愛い町。活気があるマーケットや、のんびりした川沿いを散策するのが楽しい町です。

- Wye川に17世紀からかかっているHolme橋
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- Bakewell pudding
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- ジェーン・オースティンが「プライドと偏見」を執筆したホテル
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by uk-env | 2011-06-07 08:15 | 観光・旅行(Leisure Trip)
LSEとヨーク大学の勉強教材一覧 Whole study materials from LSE&York
Uです:

両大学のコースで配布された全ての学習資料をアップロードしましたので、以下のリンクから参照できます。ご参考までに。
I’ve uploaded all the study materials handed out in my master courses at LSE and York thus you can take a look at them from the following links - Just for your information.

1. LSE: MSc in Environmental Policy and Regulation 2009/2010

※コースの概要については、コチラを参照。You can see the course summary from here.

2. ヨーク大学(York Uni): MSc in Environmental Economics and Environmental Management 2010/2011

※コースの概要については、コチラを参照。You can see the course summary from here.
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by uk-env | 2011-06-05 16:59 | 大学(York Uni)
2つの修士コースの比較 Comparison between LSE & York 
Uです:

今回は自分が取ったLSEとYorkのコースを比較してみようと思います。Today I would like to compare the two courses I have taken at both LSE and York.

I LSE
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まずは、LSEの環境政策・規制コースの概要は以下のとおり(過去のブログも参照)。
The following is the summation of Environmental Policy and Regulation at LSE.

1. Environmental Regulation: Implementing Policy (環境規制・政策)

・主催者(Convener): Richard Perkins
・内容(Contents):
レクチャーとセミナーが中心の授業で、環境政策にまつわるトピックを幅広く扱う。具体的には、環境ガバナンス、政策決定プロセス、各政策手法(規制、市場活用型、自主的など)、政策評価、国際的な環境合意、NGOと企業、環境科学・倫理・正義など。
Lectures and seminars are its style. This module covers a very wide range of topics related to environmental policy. That is to say, environmental governance, policy-making process, policy instruments such as command & control, market based instruments and voluntary approaches, policy evaluation, international environmental agreement, NGOs and cooperation, science, ethics and justice in respect of environmental policy.

・評価(Assessment):
期末エッセーと試験。エッセーは、国際環境合意の成立の難しさを経済的観点から検証するものでした。(詳しくはコチラ).
Term Paper and Exam. My essay was to critically analyse the difficulty of international environmental agreement from the viewpoint of economics.

2. Sustainability: Economy, Business and Technology(サステナビリティ=持続可能性)

・主催者(Convener): Eric Neumayer
・内容(Contents):
レクチャーとセミナーによって構成され、グローバルレベルの持続可能性にまつわるトピックを広く扱う。具体的には、資源・環境面からの経済成長、国際投資・貿易、持続可能性の評価、環境許容性(エコロジカルフットプリント)、生態系サービス、人口増大、農業と気候変動適応、森林、エネルギー、技術革新、技術移転、企業の社会的責任、環境と経済のWin-win関係など。
Mainly done by lectures and seminars. This module focuses on the wide range of topics with regards to sustainability at the global level. To be exact, those include economic sustainability from both the resource and sink sides, investment and trade, evaluation methodology, environmental capacity (ecological footprint), ecosystem services, population growth, climate change adaptation in agriculture, forestry, energy use, technological change, technology transfer, cooperative responsibility, win-win arguments between economy and the environment.

・評価(Assessment):
期末エッセーと試験。レポートは森林保全政策に注目しました(詳しくはコチラhttp://ukeco.exblog.jp/12340263/)。
Term Paper and Exam. My report highlighted forest conservation policy.

3. Environmental Assessment(環境アセスメント)

・主催者(Convener): Simon Dietz
・内容(Contents):
レクチャーとセミナーによって構成され、レクチャーでは環境影響評価手法を幅広く取り上げます。具体的には、環境アセスメント、戦略的環境アセスメント、費用便益分析、マルチクライテリア分析、住民参加手法、環境アセスメントにおける倫理・公平性・リスクなど。また、セミナーでは気候変動をテーマにIPCC機構、IPCCレポート、そしてスターンレビューの賛否について議論しました。
Lecture and seminar style. In its lectures, several environmental assessment tools were highlighted: Environment Impact Assessment, Strategic Environmental Assessment, Cost-Benefit Analysis, Multi-criteria Analysis, public participation, ethics, equity, risk in environmental assessment.
・評価(Assessment):試験のみ。Exam only.

4. Economic Appraisal and Valuation(経済評価分析)

・主催者(Convener): Giles Atkinson
・内容(Contents):
レクチャーとセミナーによって構成され、費用効果分析と各政策分野における評価手法を学ぶ。具体的には、費用効果分析にまつわる議論、顕示選好法と表明選好法、生態系サービスの経済評価、交通分野における経済評価など。
Lecture and seminar style. You can study basic contents of cost-benefit analysis and valuation methodology in several environmental fields. To be exact, there are arguments on the various prisms of cost-benefit analysis, stated preference and revealed preference, economic valuation on ecosystem services, and valuation in transport policy.
・評価(Assessment):試験のみ。Exam only.

II ヨーク大学(University of York)
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次にヨークのコース概要は、前回述べたとおり(詳しくはコチラ
Next, the summation of my course at University of York is shown in the previous article (here).

III LSEとヨークの比較 (Contrast between the two courses)

1. 全般の評価 (General appraisal)

・LSE:
経済・社会科学の分野で有名です。環境分野については、ある大学ランキングだと全英3位。卒業生の就職率が高いことが特徴です。研究では、特にビジネスと環境、気候変動の分野に力を入れています。大学内には、気候変動政策を中心に取り扱うグラハム研究所もあります。
Famous for economics and the other social science. For the environmental study, one university ranking shows this got No.3 in the UK. It is also highlighted that their alumni’s employment rate is very high. For the environmental research, business and the environment, and climate change policy have got their most attention. LSE has the Grantham Research Institute focusing on climate policy.

・ヨーク(York):
総合大学として、環境分野も環境学部、生物学部、経営学部、経済学部など分野横断的な研究協力が特徴。環境分野のランキングは、全英2位。生物多様性や海洋保全、持続可能なライフスタイルの研究などに力を入れています。大学には、幅広い環境問題を取り扱うストックホルム環境研究所もあります。
As a comprehensive university, the various departments namely the environment, biology, management, and economics have collaborated together in their research on the environment, thus so interdisciplinary. York’s university rank as to the achievements of environmental research is No.2 in the UK. The university has researched on biodiversity, marine environment, and sustainable lifestyle. Here is the Stockholm Environment Institute which covers a wide range of environmental issues in the University of York.

2. コースの評価 (Evaluation on the course)

(1) 授業全般 (Modules)

・LSE:
講義に加えて、ディスカッションやプレゼンテーションが多く、地球規模の幅広い分野で、特に議論が必要とされるトピックについて問題点や対立点を明らかにし、批評できる目を養うことを目的にしているようです。
In addition to lectures, there were many discussions and presentations. The main objective of this course may enable us to understand the argumentative points in the major environmental topics at the global level, and critically evaluate every side of opinions.

・ヨーク(York):
講義に加えて、コンピューターラボやワークショップなどが多く、実践において以下に環境管理を進めるか、そのための実務能力の形成に重きが置かれている気がします。
In addition to lectures, we had many computer labs and workshops. This course’s main goal should be to grow students to be competent and practical for environmental management at work.

(2) 授業時間 (Class hours)

・LSE:
授業数は4つ、週平均10時間(1日3時間前後で週3日程度)で残りの時間は膨大なリーディングを読むことに費やされます。
There are 4 modules. On average, 10 hours per week (about 3 hours per day, 3days per week). Apart from classes, you may need to read tons of books and articles.

・ヨーク(York):
授業数は11、最大で週40時間(週5日)の授業があり、日によっては9時間授業が行われる場合も。
There are 11 modules. At most, 40 hours per week (5days a week). On the busiest day, you may have to take 9-hour lessons.

(3) 授業スタイル (Study style)

・LSE:
リーディングは授業の前に読んでくることが求められます。
You are requested to read materials in order to contribute to discussion.

・ヨーク(York):
授業終了後に課題図書が提示され、自主的に読むことを薦められることが多いです。
Usually reading lists are handed at the end of classes, then you are recommended to read books spontaneously.

(4) 教授 (Professors)

・LSE:
ほぼすべての教授陣が経済学者。有名どころでは色々批判も多いスターン。
Almost all professors are economists. If you want to know who is famous, that is Stern who has got huge criticisms from the academia though.

・ヨーク(York):
経済学者2名に加えて、法学、環境化学、生態学、海洋学、環境科学など幅広い分野の教授陣。Natureなどに論文が掲載される教授も。
In addition to two economists, there are many professors from wide range of subjects, such as law, chemistry, ecology, marine environment, and the other environmental science - some research paper from them is published in the famous scientific journal like Nature.

(5) クラスメート(classmates)

・LSE:
40名程度で米国・カナダ・ドイツ出身が多く、他はイギリス・豪州・ニュージーランド・デンマークなどのヨーロッパ、コロンビア・チリなどの南米、日本・韓国・中国・インドなどのアジア出身者で構成される。職務経験者も多く、ビジネス分野で就職する卒業生が比較的多い印象。
About 40 students mainy from US, Canada and Germany. The others from UK, Australia, New Zealand, Denmark, Columbia, Chile, Japan, Korea, China, India and so on. Some of them had work experiences, and many of them appeared to go to the business world after graduation.

・ヨーク(York):
20名程度で、ヨーロッパ(イギリス、ギリシャ、フランス、イタリア、ポルトガルなど)と中国出身が多く、中東(トルコ、ヨルダン)、南米(アルゼンチン、ペルー)、アジア(インド、香港、日本)で構成される。比較的学部から上がってくるケースが見られます。
About 20 students mainly Europe (UK, Greece, France, Italy, Portugal etc) and China. The others from Turkey, Jordan, Argentine, Peru, India, Hong Kong and Japan. Relatively many students directly from undergraduate.

3. 課外活動 (Extracurricular activity)

・LSE:
パブリックレクチャーの機会が多く、他のロンドン大学や公共機関なども含めると、週1回以上の頻度(詳しくはコチラ)。インターンや就職活動先の機会も多いので、授業を受けながらでも、さまざまな課外活動が可能。
There are many opportunities for public lecture. Including those offered by the other institutions, you could have some environmental talks or debates more than once a week. You can have many internship and job hunting chances so that you can take various experiences even while studying at the university.

・ヨーク(York):
週に一度のペースで学部主催のセミナーが開催されます。その他は、比較的平和で穏やかな日々を過ごせます。
An environment seminar sponsored by my department takes place once a week. Other than that, you can spend your time relatively peacefully and calmly.
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by uk-env | 2011-06-05 01:44 | 大学(LSE)
環境経済学コースの総括 The summation of Environmental Economics
Uです:

以前にもヨーク大学環境経済学コース2010/2011の概要はブログで紹介しましたが、春学期の授業が終了した現時点で何を学べたのか、総括を述べてみたいと思います。
The course contents of Environmental Economics course of York University was mentioned briefly before (here), but since the spring term is over, here comes the summation of the whole modules.

コース名(Course title):
Environmental Economics and Environmental Management (EEEM)
(シラバスはこちら。You can see the syllabus

[I 経済系コース(Environmental Economics)]

1. Environmental Economics (autumn)

・主催者(Convener): Murray Rudd & Melf Ehlers
・内容(Contents):コチラを参照。You can see here.
・評価(Assessment):期末エッセーと試験。Term Paper and Exam.

2. Environmental Valuation (spring)

・主催者(Convener): Murray Rudd
・内容(Contents):
環境経済評価の理論(例:ランダム効用理論)から具体的評価手法(インターネット調査ツールの使い方に始まり、トラベルコスト、表明選好法、コンジョイント分析、ヘドニック法、ベネフィット・トランスファーなど)をコンピューターラボも交えて実務的に学べます。
Ranging from the theory of environmental valuation (e.g. Random Utility Theory) to practical evaluation methods (how to use online survey tool, travel cost method, contingent valuation, choice experiment, hedonic method, benefit transfer etc) with computer labs.

・評価(Assessment):
3本のレポート。そのうちの1つはヘドニック法に関するもの、もう1つは生態系の経済評価の現状と今後に関するものでした。
Three essays. The one was about hedonic price. Another was ecosystem valuation.

3. Resource Economics and Management (spring)

・主催者(Convener): Melf Ehlers
・内容(Contents):
海洋生物、森林、枯渇性資源、水資源などをテーマに資源を短期・長期的に最も経済効率的に利用する最適量を求めるモデル構築の仕方を学びます。環境保全への活用法としては、環境価値をモデルに組み入れることで最適利用量を変化させ、Reserveを促すことで達成できます。この実際例としては、海洋生物の持続可能な利用のための漁獲割当量取引制度(ITQ)や、森林保全のためのREDDなどがあります。
Learned modelling techniques for the most economic efficient resource uses in the short and long term in marine fishery, forestry, non-renewable resources and water resource fields. To apply for conservation, environmental values are built in the models, changing the optimal use level and promoting resource reserves。The examples for this are Individual Transferable Quota for sustainable fishery and REDD (Reducing Emissions from Deforestation and Forest Degradation) for sustainable forestry management.

・評価(Assessment):
レポートと試験。レポートは森林保全の経済効果を考慮に入れた、REDDなどの政策実現に必要なモデル構築への示唆を行うものです(詳しくはコチラ)。
Essay and Exam. The report was about forestry management taking into account of environmental value and the suggestion for appropriate modelling of REDD mechanism (here).

4. Statistics and Quantitative Methods (autumn & spring)

・主催者(Convener): Andy Marshall
・内容(Contents): 詳しくはコチラ。You can see from here.
・評価(Assessment):レポートのみ。An Essay only.

[II 環境管理系(Environmental Management)]

5. Tools for Environmental Assessment (autumn)

・主催者(Convener): Colin Brown
・内容(Contents):
特色は多様性. 環境経済、環境サイエンス、CSRビジネスなど多彩なコースから集まる学生でグループワークを行います。テーマは多彩で、(1)ヨーク大学が予定する緑の回廊を破壊する拡張工事に関する環境アセスメント、(2)英国の2050年までのエネルギーミックスに関する政策アセスメント、(3)マーカーペン会社を対象としたライフサイクル分析、そして(4)同会社を対象にした周辺環境汚染に関するリスク影響評価分析です。
The remarkable point is diversity. The group works has been taken with students from various departments and the variety of majors such as environmental economics, environmental science and CSR business. Also, those themes were very wide ranging from (1) environmental assessment on the expansion constructions planned by University of York which is supposed to destroy the “green belt”, (2) Policy assessment on the UK energy mix in 2050, (3) Life cycle analysis on the marking pens company and (4) Risk analysis on the same company with regards to the surrounding contaminants.

・評価(Assessment):
グループワークと期末エッセー。ペーパーは環境部門のマネージャーとして、ライフサイクルアセスメントとリスクアセスメント手法を用いた企業報告書を作成するというもの。(詳しくはコチラ
Group works and Term paper. The theme was to make an environmental report with LCA and Risk assessment for the marking pens company as an environmental manager of them. (You can see from here)

6. Environmental Law and Policy (spring)

・主催者(Convener): Piran White
・内容(Contents):
(1)環境規制に際して考慮すべき6つの原則や、(2) 住民参加の政策立案(Participatory GIS)、(3) 大気環境(大気汚染物質から気候変動)、(4) 水質・水環境、(5) 野生生物保護、(6) 生物多様性、(7) 海洋保全(海洋保護区)の分野での法政策を学びました。
Learned (1) the six principle considered in the environmental regulation policy, (2) citizens participation in the policymaking (e.g. participatory GIS), legislative policies on (3) air quality (from air pollution to climate change), (4) water quality and environment, (5) wildlife conservation, (6) biodiversity, and (7) marine protection (marine protected areas).

・評価(Assessment):
期末エッセーのみ。海洋保全政策における配慮原則について(詳しくはコチラ
Term paper only which was about principles in marine conservation policy to be considered (you can see from here).

7. Climate Change: Science and Management (spring)

・主催者(Convener): Mike Ashmore
・内容(Contents):
気候変動の科学的メカニズムから、米国における排出差し止め訴訟、気候変動影響と適応、EU-ETSの政策ワークショップ、ソフトウェアを使ったUKのカーボンフットプリントの分析方法などを学びました。特に米国の訴訟では、地域の州政府などが多排出企業に対する排出抑制や補償を求めて訴える現状を学び、また、EU-ETSのワークショップでは、実際の排出量の計測から報告、参加者により市場取引を行ってみるなど実際的なプログラムでした。
This module taught us from the scientific mechanism of climate change to the law cases requesting to stop CO2 emissions in the US, policy workshops for EU-ETS and analytical way of UK carbon footprint with some software. Especially for EU-ETS workshop, we actually measured CO2 emissions from University of York, reported these to the authority, and traded emission credits among us as a market trading simulation, which was so practical.

・評価(Assessment):
中間エッセーと期末レポートの2つ。中間エッセーでは、保険業界を対象にした適応対策について。一方、期末レポートは英国の食にまつわるカーボンフットプリントの削減可能性について。
Two reports (Mid-term Essay and Term Essay). The mid-term essay was about the adaptation strategy of the UK insurance industry to climate change, while the term paper was about the potential reduction in UK carbon footprint from food consumption.

8. Biodiversity and Conservation Biology (spring)

・主催者(Convener): Bryce Beukers-Stewart
・内容(Contents):
生物多様性の種類から現在までの絶滅の状況を学んだ上で、保全のための啓発策やこれからの生物多様性保全のあり方について取り上げられました。特に現在の絶滅のペースが地球史上第6番目の大絶滅と言えるかどうか、これまでの人類が絶滅に貢献してきたか等は大変刺激的でした。その他フィールドトリップとして海岸地域における生物多様性の現状を調査したり、水族館を見学して意識啓発手法を体感することができました。
Learned from the types of biodiversity, the current extinctions and the causes, conservation and public awareness, and the future biodiversity conservation. In particular, the exciting topics were if the current extinction is sixth mass extinctions in the earth’s history, and how human being has historically accelerated the species’ extinctions. Besides, we had the field trips to investigate the biodiversity of a UK coastal area, and visit the aquarium to evaluate the awareness enhancement measures.

・評価(Assessment):
期末レポートと試験。レポートは生物多様性保全のための意識啓発記事を作成すること(詳しくはコチラ
Term paper and Exam. The assignment was to write up an article to enhance the public awareness on biodiversity conservation (you can see from here).

[III 経済学部主宰 (Produced by Economics department)]

9. Applied Microeconomics (autumn)

・内容(Contents):
マクロ経済学の理論的基礎として、消費者理論や企業行動、市場均衡、寡占市場、非対称情報などを学びました。
As a fundamental theory of microeconomics, we learned consumer theory, firm theory, general equilibrium, monopoly and oligopoly, asymmetric information and so on.

10. Management Decision Analysis (autumn)

・内容(Contents):
マネージメントサイエンスと呼ばれる、企業経営において、時間や資源など様々な制約下の中で利益の最大化、コストの最小化を達成するための数学的管理手法(別名オペレーションリサーチ)を学びます。代表的なツールとしては、線形計画問題におけるシンプレックス法や、割り当て問題におけるハンガリアン法など。数字化できる条件でないと使えませんが、同時に物事を考える示唆を与えてくれると思います。
Management Science, often called Operation Research for profit maximisations and cost minimisations under certain time and resource constraints. The major topics are simplex method for a linear programming problem and Hungarian method for an assignment problem. These methods can be used only under digitised situations however at the same time these ideas can make us more intuitive.

11. Project Management (autumn)

・内容(Contents):
多大な資金が必要となる企業・政策プロジェクトを成功に収めるための管理手法を学ぶモジュール。具体的には、(1)プロジェクトサイクル管理や、(2)プロジェクトの失敗要因、(3)プロジェクトの財政承認とプラニング、(4)チーム管理と仕事の割当て、(5)クリティカルパス分析、ネットワーク分析、(6)プロジェクトの質管理、(7)プロジェクト契約の締結、(8)ジョイントベンチャー手法、(9)社会・環境アセスメント、などを学びます。
This module is to learn how to succeed cooperative or public projects which requires huge amount of finance. To be exact, we learned (1) project cycle management, (2) the failure of project, (3) financial validation and planning, (4) team work and task allocations, (5) critical path analysis and network analysis, (6) quality control, (7) project contraction, (8) Joint venture, and (9) social and environmental assessment.


以上、学部の垣根を超えて単位が取得できることや、実践的なモジュールが多いことが特徴と言えそうで
す。次回はLSEとYorkの比較をしてみようと思います。
To sum up, this EEEM course allows a students to take many interdisciplinary and practical modules. Next time, I want compare between LSE and York.

以上です。That’s all for today.
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by uk-env | 2011-06-02 12:43 | 大学(York Uni)