2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
Time/Calender...
<   2010年 10月 ( 12 )   > この月の画像一覧
WEEK 4
Iです。

サマータイムが終わりに近づくこの頃は、朝明るくなるのが遅く、起きる時間くらいはまだ真っ暗。ロンドンと違って、電車一本乗り遅れるとリカバリーがきかないブライトンなので、学校に遅れないように、実は緊張感溢れる(?)毎日です。

プレゼンやエッセイがこの時期集中していて、けっこう忙しい。今週からは「気候変動の科学」のセミナーが本格始動。これ先週始まったのですが、人数が多すぎることが発覚し、今週からクラスを2分割して再スタート。留学生は私のほかドイツ人とフランス人が1人ずつ、後は全部イギリス人で、英語的にはスパルタ環境です。ロンドンとの違いを痛感します。超早口だったり吃音があったりして英語が聞きづらいクラスメートもいる中、教授が「日本ではどうなの?」と突然振ってきたりして、発言の機会をもらっているのは有難いけど、まだこの自然科学と社会科学の接点の議論の仕方に慣れていないこともあり、なかなかきつい…。来週はグループプレゼンの担当なので、その準備もやらなくちゃ。お題はカーボンサイクルの仕組みです。う~んと、何を「議論」するのかよく分かりません。。

「気候変動の経済学と政策」の方は、政策論直結ということもあり、比較的なじみのある思考回路で対応できるという点では楽しんでいます。先週、The Stern Review(ニコラス・スターン「気候変動の経済学」)への批判に関する個人プレゼン(内容はほとんど割引率)を終え、一息つくかなと思っていましたが、来月提出のエッセイをチューターに見てもらうには、今週末までにドラフトを書き上げなければなりません。トピックは、環境価値の評価方法についてです。

あと、今週はロンドンで「Wellbeing economicsと気候変動」というお題の講演会が国会議事堂であり、半分は委員会室に入ってみたいミーハー気分で参加してきました。議事堂ツアー等では入れないエリアと思われますが、結局会合にはMP(国会議員)は一人しか参加していなくて、後はNGOや企業の人が多かった模様。こんな会議を院内でやれるという感覚がちょっと新鮮でした。中身は、一言で言えば、GDPで効用を計っている限り環境と経済の両立はないよねっていうことに尽きるかと。肝心のスピーカーのうち、Ecological Economicsの大家らしいPeter Victor教授(ヨーク大学とあったのでUさんのヨーク大学だと思っていたら、カナダのヨーク大学だそうです)の話はまあまあ面白かったですが、marketの在り方を根本的に変える必要があるという主張に対し、ロンドン市職員の参加者から発せられた「主流派経済学で回っている人達、特に金融セクターの人達とどうコミュニケートしていくべきか」という質問に関しては、クリアな回答がなかったような。この手の議論は、howの話まで明確にしてくれる人がほとんどいない気がしますが、単に私の勉強不足でしょうか。

気がつけば10月も終わり。今年もリーディングウィークがないコースなのが恨めしいところです。
[PR]
by uk-env | 2010-10-29 08:07 | 大学(Sussex)
初来客 Fountains Abbey & York Minster
Uです:

先週末は同期のNeさんがヨークに遊びに来てくれたので、ワインを朝から飲んでいました。ヨークとその周辺を一緒に観てきましたが、世界遺産のファウンテンアビーとヨークミンスターは圧巻でした。
Enjoyed the last weekend by spending fun time with my friend coming to York and bottles of wine from the morning to night. Among many sightseeing spots in and around York, Fountains Abbey and York Minster were awesome.

(Fountains Abbey)
ヨークからバスで1時間強でこじんまりとした町リポンへ。そこから歩いて1時間半程度(案内では40分ぐらいと言われましたが)でナショナルトラストが管理するファウンテンアビーに到達します。
Fountains Abbey, being managed by National Trust, is registered as the world heritage. To reach there, we walked on the foot-path which was my first experience but I feel so nice to enjoy a "countryside" atmosphere - this must be suitable for walking with a dog and family, jogging and even dating! You can also see many groups of deer in the deer park - in particular great hones and roans like cow of the boss. Abbey was greatly fantastic in collaboration with a beautiful lake and water-flow facilities as well as lovely deer.

今回初めてフットパスを歩きましたが、のどかなカントリーサイドを堪能でき、散歩・デートにも最適な事を発見しました(標識がなかったので、到着できるか不安になりましたが)。また、鹿公園が手前にあり、牡鹿の見事な角と群れのボスらしい牛のような鳴き声を目の前で体験することができます(奈良の鹿よりも野生的です♪)。
e0195686_14379.jpg
e0195686_1431958.jpg

アビーは湖を抜け、森を抜けた奥にひっそりとたたずんでいます。アビーの廃墟はイギリスにいくつもありますが、ここはその規模と保存状態、そして鹿・湖など周りと一体となった壮麗な雰囲気が他を圧倒していました。
e0195686_144820.jpg

(York Minster)
次の日は、ヨーク市内。城壁を一周して、雰囲気のある1000年住宅の屋敷でティーを楽しんだらもう午後のいい時間。ミンスターは、これまた700年も昔から建っているそうですが、その大きさと荘厳さに唖然です。ステンドグラスからの採光とパイプオルガン・合唱の響きが麗しく、今度クラシックコンサートがあるらしいので、必ず来ようと思いました。
After walking on the castle walls and having a tea break at 1000year-old house in a good mood, we finally visited the Minster which is 700 years old and made us impressed by its greatness and solumness - the light shower through Stend glass and deep echos of pipe organ and choir were excellent. I definitely come back when the classic concert takes place here.
e0195686_1442946.jpg
e0195686_1444083.jpg
e0195686_1452570.jpg
e0195686_1453866.jpg
e0195686_147135.jpg

以上、のんびりとした観光を一緒にしたおかげで住み慣れてきたヨークに新たな発見もあり、何より朝から深夜?まで楽しい週末でした。

教訓:レンタカーは前もって予約すること。朝はどうせ起きられないので、予定には入れないこと。ワインを朝から飲むと顔が赤くなるので、外に出るときは覚悟すること。
[PR]
by uk-env | 2010-10-25 18:15 | ヨーク生活(York life)
Sussexの小さな町々
Iです。

Brighton生活や新しい大学の雰囲気にも慣れてきた今日この頃。段々日も短くなってきて、朝は0℃近くにまで下がるくらい寒くなってきました。そんな中、週末はプレゼンの準備とリーディングに費やす…予定だったのですが、お天気が良くて。こんなlovelyな週末ももう冬を前に数えるほどしかないと思い、近郊の小さな町RyeとLewesを訪ねました。

いずれも大きな観光地ではありませんが、1066年のノルマン・コンクエストの後、フランスからの侵略を防ぐ要衝として栄えた古い町です。

<Rye>
Hastingsの近くの小さな町。実は、この日はBrightonは晴れていたのに、ちょっと東に行ったRyeは曇っていて残念。でも、とにかく家並みが可愛らしい。インフォメーションセンターで町歩きのオーディオガイドを貸し出しているくらいですから、町の小ささが知れようというもの(可愛いけどちょっと住めないかな…)。

- ランド・ゲート
e0195686_3113957.jpg

- St. Mary’s Churchからの眺め(遠くに海が見えます…古代にはここは島だったそう)
e0195686_312292.jpg


<Lewes>
大学の最寄り駅の隣の町です。こちらも、Lewes Castleを中心とした可愛い町でお散歩が楽しい。フラットを探す際、Lewesに住むことは全く頭になかったのですが、ここに住むのも素敵だったなと思います!BrightonやHoveほどの活気はありませんが、時間がゆっくり流れていて、イギリスらしい小さな町という感じ。ちなみに地価はかなり高いそうです。Brightonまで電車で約10分、Londonにも直行1時間ですからね…。

- Lewes Castleからの眺め
e0195686_3124983.jpg

e0195686_3131237.jpg

- ハロウィンが近いですね
e0195686_3134379.jpg

そして、この1年ちょっとのイギリス滞在を通じて、アンティーク家具の魅力にとりつかれつつある私。RyeもLewesも、アンティークのお店が多くて(といっても町自体が小さいので数は知れてますが。。)、じっくり見て回ろうとすると時間がいくらあっても足りません。ロンドンのポートベローマーケットなどのように観光地化していないので、値段もモノによっては驚くほど安く、品定めする目があれば掘り出し物もあるんだろうな。今のところ興味はもっぱら家具で、日本に持ち帰るのは現実的じゃないかな…と、お財布のヒモが緩みそうになる自分を抑えていますが、銀食器やジュエリーにはまったら買っちゃいそうです。
[PR]
by uk-env | 2010-10-22 03:17 | 観光・旅行(Leisure Trip)
ヨークもついにスタート Start of the master at York
Uです:

ついにヨークの修士コース、環境経済学・環境管理学も今週から本格的にスタートしました。新しいクラスメートは20人くらいで、出身もイギリス、フランス、イタリア、ポルトガル、ギリシャ、アルゼンチン、ペルー、インド、香港、中国、社会経験者も環境コンサルタント、NGO、ファイナンスなど多様です。
My master course at the University of York, MSc in Environmental Economics and Environmental Management, has finally started. My new classmates are around 20 from UK, France, Italy, Portugal, Greece, Argentine, Peru, India, Hong Kong and China. Their background is diverse as being from environmental consultancy, NGO, financial sector etc.

授業は大きく経済系と管理系の両方を選択することができ、
経済系では、応用ミクロ経済学、統計学、環境経済学、資源経済学、プロジェクトマネージメント、
管理系では、環境評価手法、環境法・政策、気候変動と科学、生物多様性
を選択する予定です。
My course programmes are broadly divided into economics-based and management-based ones: as the former, I will take 1) Applied microeconomics, 2) Statistics, 3) Environmental Economics, 4) Natural resource economics and 5) Project management; as the latter, I also will choose 6) Environmental assessment tools, 7) Environmental law and policy, 8) Climate change and science, and 9) Biodiversity.

今年の目標は、昨年学んだ環境政策の広範な学問的議論をベースに、経済とマネージメント手法をきちんと身につけたいです。

また、論文では、LSEで書いた内容を深める意味でも、経済学・統計学の手法を用いて、環境管理の政策手法を提案できればと考えており(トピックはこれから考えます)、来年7月末に帰国するのに合わせて、少し早めに取り組めたら計画的です。
[PR]
by uk-env | 2010-10-19 15:53 | 大学(York Uni)
ビザ延長
Uです:

Tier 4 (留学) ビザの延長をしてきました。今回は郵送ではなく、プレミアムという直接オフィスに出向いて審査を受けるものを選びました。これは、一日で審査を終えるというもので、料金は郵送に比べると格段に高いのですが、何ヶ月も審査に待たされて、パスポートもその間に使えないという状況もあり得ると聞いたためです。

場所はヨークから2番目に近いリバープールの事務所、一番近いシェフィールドに行きたかったのですが、オンラインで予約状況を確認したところ10月は予約がいっぱいとのことで、予約申し込みをしたその週に空きのあったリバプールに行ってきた次第です。

所要は、事務所到着から、延長OKの回答をもらうまで、2時間といったところでしょうか。前回Biometricという指紋採取のためだけに、3時間以上かかったロンドンの状況に比べるとかなりスムーズです。ビザ情報が入ったカードは、1週間程度して自宅に郵送されるとのことで、それ以外の書類・パスポートはその場で返却されます。

ちなみに、英国国内でのビザ延長手数料はかなり高いのですが、これを免除するのは一切認められていないそうで、審査官曰く、仮に大使館などからの要請があったとしても駄目だそうです。また、手数料支払いに当たって領収書が必要な場合、プレミアム申請の場合は、その場で発行してくれました(郵送の場合は分かりません)。

以上から、料金を気にしなければ、郵送の場合、時間がかかるかもしれないこと、指紋採取のために一度は出向く必要があることから、プレミアムを利用するのも手かもしれません。

~~~~~~~~~~~~~~~
また、追加情報を以下のとおり載せますので、ご参考になれば幸いです。
^^^^^^^^^^^^^^
イギリスでVISAを延長される場合のポイントは詰まるところ2点で、1.申請内容の正確性と2.Visa発行期間の勘案です。

第一に、郵送であれ対面であれ、書式は同一で50ページくらいある内容を入力する必要があり(日本で書くのと若干異なりました)、関連資料を添えてその内容を証明することになります。対面の場合は、少しくらい記述が間違っていても先方とのやり取りの中で訂正が可能です。一方、郵送の場合は、特に先方が特に重視する箇所(即ちTier4の場合は大学・教育機関側のofferと財政証明)で何か疑義が生じた場合、突っ返されることが多いと思います。私も日本で申請した段階で、所属する組織からの財政証明書(すなわち添付書類)の記載が不明瞭という理由だけで拒否されたことがあります。

第二に、申請からVisa発行までの期間ですが、2009年にこちらでロンドンで延長申請を書面で行った時は約1ヶ月でした。これは繁忙期か否かで変化するようです。一方、対面の場合は、ブログでも書いたように審査日から1週間程度。この審査日のアポを取れるかが、ポイントです。例えば、ロンドンにいる友人が同様に近隣でアポが取れるか夏にトライした時は1ヶ月先まで予約が埋まっていたとか。700万人の多彩な人種が住むロンドンのせいだと思いますが、そこから一番近い(30分程度のところにある)クロイドンはいつも混雑しているみたいです。私の場合は、当初は一番近くのシェフィールドで予約を試みたのですが、一週間先まで予約が埋まっていました(この時期は大学が始まっているので明らかに繁忙期から外れる北部の田舎にもかかわらず)。

以上が特に考慮すべきポイント2つです。では、どうすればいいか。第1の点は日本にいた時から、SI-UKという留学斡旋機関でよく中身をチェックしてもらってました。ここはサービスを受けるのに手付金(当時1万円)が必要ですが、Oxbridge以外は入学後に返金されるシステムのため、その2校に行かない限り実質タダです。ロンドンにも支部ができたのですが、確か去年から有料になったと聞いています。ダブルチェックをしてもらうという意味でご参考まで。

第2の点は、私も夏の繁忙期から秋の授業開始時期にかけて、結局、二度VISAの延長をしましたが、書面でも(2009年)、対面でも(2010年)でも、大学の授業に間に合うよう延長できているので、早めに早めに用意・対応されたら期間的に問題になることはないと思います(やってやれないことはない)。

また、たとえ授業開始にVISA延長が間に合わなくとも、大学も最終的にVISAが取れて滞在が認められさえすればいいと思っている筈なので、授業開始時点で、ちゃんと申請している状態でさえあれば文句は言われないと思います(これはYork大学で確認した時の話。行かれる大学側に予め確認しておくとよいかもしれません)。

以上、追加の情報でした。ご参考まで。
[PR]
by uk-env | 2010-10-19 15:45 | ビザ情報(Visa)
北ウェールズ&イングランド Northern Wales and England
Uです:

授業が本格化する前の時間を使って、北ウェールズと北イングランドを見てきました。
Visited several cities in Northen Wales and England before the univerisity getting serious.

北ウェールズは、スランドゥドゥノとカナーフォンに行ってきました。
The former cities are Llandudno and Caenarfon.

前者は保養地として有名で、パステルカラーの綺麗な家々と穏やかな海が美しいです。
Llandudno is beautiful with pastel-coloured houses and the mild sea.
e0195686_2314454.jpg
e0195686_2315947.jpg

後者は、海岸にそびえる古城があり、チャールズ皇太子(プリンスオブウェールズ)の即位式の場所として有名です。食事がイングランドよりも美味しいの間違いなさそうです。ウェールズ語はフランス語のような響きで残念ながら全く分かりませんでした。その代わり、ウェールズ訛りの英語に困ることもなかったので、よかったです。教訓は本当のパブの上に泊まると、特に建物が古い場合、夜中まで騒音に悩まされるのでお薦めしないということです。
Caenarfon has the old castle close to the coast where the ceremony for Price of Wales took place.
e0195686_2322163.jpg
e0195686_2323337.jpg


北イングランドは、リーズ、ソルティア、そしてウィットビーへ。
The latter cities are Leeds, Saltaire and Whitby.

リーズはショッピングの街として有名で、リバプールと同じように大きなショッピングストリートがあり、買い物しやすいです。
Leeds is famous for shopping which has large thus comfortable shopping streets like Liverpool.

そこから電車で15分くらい行くと、世界遺産の街ソルティアがあります。ビクトリア調に統一された町並みがのどかな風景によく合っています。
Saltaire, where you can get withing 15 mins from Leeds by train, has beautiful scenery gererated by the good combination of victorian buildings and wide green behind them.

ウィットビーはヨークからバスで1時間半ほど行った港町。崩壊したアビーやキャプテンクックにちなんだ博物館などがある落ち着いた町です。
Whitby, 1 hour trip from York by bus, is nice and cozy harbour town which has an old abbey and the museum related to Captain Cook.
e0195686_23104678.jpg


これで大きな町で行っていないところといえば、ニューキャッスルくらいでしょうか。冬でもTシャツで過ごし、毎晩酒盛りのパーティが開かれるそうなので、機会があれば行ってみたいですね。
[PR]
by uk-env | 2010-10-19 15:43 | 観光・旅行(Leisure Trip)
WEEK 2
Iです。

サセックスでの新学期2週目。既にオリエンテーション的雰囲気は吹っ飛び、忙しい毎日を送っています。

授業時間数は週に8時間(2時間×4コマ)なので、昨年のUCL(3時間×4コマ)と比べると余裕があるのですが、求められるリーディングの量が多い。UCLの時は1日に2コマという日がなかったこともあって、基本的には前日の夜及び当日午前中に予習をしていました。計画性がなくても何とかなったんですが、今回は、木曜日に1週間の授業が終わった瞬間(金曜日は授業ナシ)、翌週分の予習の計画を立てて計画的にリーディングに取り組まないと、とても終わりません。週末のうち一日は完全フリーにしたいと思ってますが…。大学のオープンセミナー(自由参加)も結構多いので、そういう日は大学図書館で、大学に行く必要がない日はBrightonの図書館(新しくて広くてきれい)か近所のHoveの図書館(こじんまりしてて歴史がある建物)でリーディング、という日々です。

「気候変動の経済学と政策」の授業は、経済学の知識がないとはいってもそこは周りの学生もドングリの背比べ。論文だけじゃなくてちゃんと「テキスト」を読ませられるのが、初学者としては道に迷わなくて良い気がします。この授業に関しては、何と言うか、地図を持って前に進んでいる感じがするのでやり易い。UCLでやった内容と被る部分があるという点もありますが。

「気候変動の科学」は、ちょっとつまむ分には面白いです。例えば、最初の授業は温室効果について。恥ずかしながら、太陽からの放射と地球からの放射の波長の違いと、大気を構成する物質による吸収の関係とか、ちゃんと知らなかった私。そういう穴を埋める分には良いモジュール。
e0195686_531161.jpg

でも、自然科学のエキスパートを目指すわけではなく、仮に仕事上そういう領域を扱わざるを得ない場合はその道のプロの知見を頼るべきであって、私に必要なのはそれを理解する土台を作ることだと思うので、自分が面白いと思える範囲を超えてどこまでやるべきなのか、この学校のプログラムがどこまでを求めているのか、まだよく分からない部分もあります。。正直言って、リーディング、既にちょっと辛くなってきてるかも。

来週はプレゼンがあります(「経済学と政策」のゼミ)。私が担当するのは、スターン・レビューを主流派経済学の立場から批判しているWilliam Nordhausの論文について。スターンが、気候変動という超長期の問題について倫理上の観点からゼロに近い割引率を用いてコスト・ベネフィット分析を行っている点を批判しています。パワーポイントを教授に送って見てもらったらvery goodというコメントだったので、後はしゃべる準備ですね。UCLではいつもグループプレゼンだったので、個人プレゼンは緊張しますが、頑張りま~す。
[PR]
by uk-env | 2010-10-16 05:36 | 大学(Sussex)
Indian summer again?
Iです。

新学期が始まってからずっと雨、雨、雨でしたが、週後半は季節はずれの暖かいお陽さまが戻ってきました!(ラジオではIndian summerが戻ってきた!と言ってましたが、さすがにそこまでじゃないと思う。。)

家がキャンパスに近くないので、授業がない日は学校ではなくBrighton市内の図書館で勉強しようかと。開館時間に行かないと快適な席が確保できないくらい人気な様子ですが。

早速プレゼン(今回は個人)が再来週にあるので、天気が良いといって浮かれていられないのですが、思わず帰りはビーチ沿いを歩きたくなってしまいます。バスを途中で降りて家までお散歩。ああ、やっぱり浮かれたイギリス人が裸で日光浴してるよ~。
e0195686_2105727.jpg

家はBrightonの西側のHoveというエリアで、街自体もとってもきれい。クリーム色の建物が一番Hoveらしい光景ですね。残念ながらウチはこんなに素敵じゃないですが。
e0195686_2113019.jpg

ちなみに、こうしたクリーム色の家に住んでいる人は、7年ごとに壁を塗り直すことが法律(条例?by lawと言っていた)で定められているのだそう。一回ごとに数千ポンドかかるということです。ブライトンはイギリスでも屈指の物価が高い街。先日、保守党の党大会で、子供手当など一部社会保障の受給対象から高額納税者を外したり、上限を設けるという方針が発表され、物議を醸していますが、地元ラジオを聞いていると、ブライトンみたいな「高い街」でこれを導入すると多くの人がこの街に住めなくなる、という主張がかなり声高になされているようでした。
[PR]
by uk-env | 2010-10-09 02:13 | ブライトンライフ
WEEK 1
Iです。

MSc Climate Change and Policy プログラムのWeek 1が終了(金曜日は授業がない)。新しい生活の印象を少々。

- 講義・課題
UCLのESDと比べると、グループワークやエッセイの負担が少ない分、リーディングの量がハンパないという感じです。半分がゼミ形式なので、リーディングをサボることはできそうにありません。あと、必読文献がスタディパックとして製本して配布されるスタイルではないので、文献を探して図書館に通う生活になる予感。が、気候変動絡みは図表(グラフ、マップ等)満載のテキストが多いため、白黒コピーでの再現は限界があり、結局買った方が早いという話も。UCL時代と比べると、書籍費の出費はかなり大きくなりそうです。情報がどんどん新しくなる分野なので、使う本はここ2~3年に出版された本ばかりで、セカンド・ハンドも狙えません。

分野的には去年のコースより自分の関心のストライクゾーンなので(あと、開発学より英語が平易な印象?)、読むスピードは若干速いと思いますが、熱力学や数学がガンガン出てくるので理数系や経済学の素養がないのが辛いですね。高校数学に青色吐息で、大学学部では経済学のサワリしかやっていない私としては、約10年ぶりにお目にかかるシグマやインテグラルを見るだけでめまいがしそうです。日本語の教科書持ってくるべきだったかも。

- 通学・キャンパス
郊外型キャンパスは、日本の学部時代も含めて初めての経験。バス通学を想定していたのですが、朝8時台のバスは学生の乗り降り(ブライトンのバスは乗降口が一つしかなく極めて非効率)で混雑するためとても時間がかかることに気付きました。電車通学の方が早くて快適なので、そっちに切り替えようかなと。バス定期は既に買ってしまったものの(年間£300)、これはこれで日常生活に不可欠。いずれにしても、ロンドンのように誰もが時間に追われている感がない街なので、一人焦ってもしょうがない。のんびり行きます。

キャンパスは広く、まだ全容が掴めません。都市部の学校と違って、ちょっとお茶したりランチを食べたりするのに学校の外に出るわけにいかないので(何もない)、比較的余裕のある今のうちに学内を探検したいと思っています。なお、学期初めの今はundergraduateの学生がキャンパスに溢れかえっており、空いているパソコンを見つけるのにも一苦労。この点はpost-graduate専用のパソコンクラスターがあったUCLの方が快適だったかも(サセックスにもあるのかもしれませんが)。

- クラスメイト
比較的若い印象でしたが、話してみると社会人経験のある人も多い模様で一安心。COP15に行ったよ~という人(partyであれ、civil societyであれ)も多く、また、もっとlocalレベルで活動している人も、industry関係の人もいて、関心が近い人と腹を割って話せる予感がするのはやはり嬉しいですね。ショックだったのは、米・中・印がいないのではないかということ(まだクラス全員と話してないので分かりませんが)。やはりこれらの国ではclimate changeでは食べていけないってことか。。。
[PR]
by uk-env | 2010-10-08 01:44 | 大学(Sussex)
MSc Climate Change and Policy
Iです。

サセックス大学での新学期が始まりました。MSc Climate Change and PolicyとMSc Climate Change and Developmentの2コース合わせて50名弱でしょうか。私が所属するPolicyの方が若干多い印象です。昨年のUCLのESDと比べると、年齢層が若いかも。留学生も多いのですが、アジア人が圧倒的に少なく、たぶん中国人・韓国人はゼロ!日本人は私だけ。

午後の授業が多かったESDとは全く反対で、朝9時からの授業の多いこと。冬は8時を過ぎないと明るくならないので、薄暗い中、家を出る生活になりそうです…。秋学期は必修2科目。それぞれがレクチャーとゼミから構成されています。

1. Introduction to Climate Change Economics and Policy
“introduction”というのがどの程度深い内容を扱うのか不明ですが、シラバスを読む限りは素直に面白そうです。特にUKの政策を突っ込んでやるようなので興味深い。他方で、前述の通り日本人一人のコースなので、日本の政策について問われた際に答えられないと恥ずかしいというプレッシャーも。まあ、良いプレッシャーですね。評価は5000 wordsのタームペーパー。

2. The Science of Climate Change
気候システムについて学びます。ザ・理系、な感じ。脳みそが完全に文系な私としては、一番怖いモジュールになりそうです。評価も1月の試験一発勝負なので、リーディングをきちんと消化していかないと厳しそう。でも、interdisciplinaryなコース展開がウリのサセックス大学で学ぶ醍醐味はこの辺りにあるのでしょう。

これを土台に、春学期は選択科目(以下から2つ)をやる予定―やはりこっちの方が面白そう。4の適応はESDでやったし、6はさすがに私のキャリアからかけ離れていきそうなので、3と5を選ぼうかと思っていますが、秋学期に教授陣の顔ぶれも見ながら考えます:

3. Climate Change and Energy Policy
4. Climate Change: Impacts and Adaptation
5. Innovation for Sustainability
6. Challenges in Climate Prediction

開発学の「か」の字も知らずにESDに入った1年前と比べると、土地勘がある点で精神的に余裕はありますが、2年間の留学生活も後半戦、カウントダウンが始まった感がある中、怠けず焦らず充実した1年にしていきたいと思います!
[PR]
by uk-env | 2010-10-04 06:52 | 大学(Sussex)