2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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マネジメント
Iです。

来週プレゼンが3つあり、その後エッセイの〆切が4つあるので、まさに今学期も佳境といった風情です。最近は週末もグループワークのミーティングが入っていたりして、1日が終わるとぐったり。

前にも愚痴ったわけですが、今学期は自分が仕切らざるを得ないグループが多くて。まあ、来週のプレゼンが終われば解散!というグループは、もうお尻が見えてきてるんですが、ガーナのフィールドトリップを含めて6月まで続くグループは、雰囲気壊れたら今後すごーく辛いことになる。ので、みんなのモチベーションをキープさせつつ前に進めるのに、とーっても神経使ってます。ちなみに、こんなメンバーです:

- Andrea[イタリア人] 勉強熱心な参謀型(まとめることは嫌い)。彼の英語がとっても聞きづらいのが難点。若干気分屋さんで、目下、グループ作業の効率の悪さに嫌気がさしている彼のモチベーションをどう回復させるかが課題。

- Cassidi[タイ人] 私とともにうちのクラスの英語力底辺を形成する彼。タイの交通省で働いていた。言いたいことが言えずにいつも苦しんでいる。しばしば、ミーティングで「議論を聞く」ことを放棄しているのを、私は知っている。

- Hauwa[ナイジェリア人] MBAホルダーで頭が切れる彼女、ある意味真面目で個人エッセイにも全力で取り組むが、それがグループワークでは自分の都合優先の「ワガママ」に映ってしまう場合も。

- Robin[ドイツ人(インド人とのハーフ)] 人当たりの良いナイスガイ。日本が大好きで、たまにカフェで買った「Miso soup」を飲んでいる。体調を壊して先週ドイツに帰ってしまった。大丈夫かしら。

- Salman[イラン人] 同じ寮に住む、とっても人の良い彼だけど、イマイチ彼の思考回路はしっくり来ない(というか、ハッキリ言えばアウトプットの質がちょっと…)。いつもスマイルで、でも実は結構プライドも高かったりするので、やり直してくれときつい一言も言えず。。。

- Sara[イギリス人] 美人のサイエンティスト。もともと大人しいタイプと思われるが、このグループでは自分が「しゃべる」担当を引き受けないとまずい、と思っている模様。

- Sa’datu[ナイジェリア人] Hauwaのお姉さん。妹同様、宗教(イスラム教)が最重要プライオリティ。モチベーションに波のある彼女をなだめすかし持ち上げつつ仕事をさせるのは、かなり骨が折れる。

- Veronica[中国人] 英語が上手で、(たぶん年下だけど)彼女の場の空気の読み方にはいつも感心させられる。ただ、体が強くなく休みがち。学校も「単位が取れれば良い」というスタンスなので、サブスタンスへの貢献はあまり期待できず。


まあ、一言で言えばリーダー不在なんですね。AndreaがSaraと私に、「僕は中身の分析はするけど、マネジメントはできないから、君たち二人でみんなのマネジメントやってくれ」とメールを寄こしてきた。それって私達二人がみんなとアンタの間で板挟みになるってことじゃない?と思いつつ、できることはやるよ、と承知。

他のプレゼンだったら、最悪、一人で突っ走って、資料も全部一人で作って、「それなり」に整えることはできると思う。でも、このグループは、ガーナくんだりまで行って、現地の人にインタビューして、ミーティング開いて、報告書まとめなくちゃいけないんです。自分の英語力の限界もあり(はっきり言って、いまだにアフリカ人の英語は苦手)、ちゃんとみんなに働いてもらわないとこの作業は貫徹できない。ちょっと気が遠くなりますが、まあ、どこまでやれるものか、楽しむくらいのつもりで頑張ってみようと思います。
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by uk-env | 2010-02-28 06:07 | 大学(UCL)
コンサートとパーティ
Uです:

まだまだ寒いですが、先週木曜は、コンサートに行ってきました。Kelly Clarksonというアメリカのアーティストですが、曲がメロディアスで日本にいた時からよく聞いていました。
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Wimbley Arenaという古いコンサートホールで、アーティストも米粒くらいしか見えませんでしたが、
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声量のある歌声と会場が一体となって盛り上がる空間は十分楽しめるものでした♪


また、最近はよく友達とごはん/呑みに行っています。LSEの友達と日本食(Hare & Tortoise)に行ったり、クラスメートと大学近くのベルギー料理(BELGO)に行ったり、UCLの語学の友達とLiverpool Streetの中華料理(My Old Place:大人気らしく予約必須とか)を食べに行ったり。

この前エッセーを出し終わったあとは、大学の中にあるバー(Three Tuns)でクラスメートと飲んでいましたが、そこで折り紙で鶴の折方を教えることに(酒を飲みながらみんなで輪になって床に座って鶴を作る姿を想像してください)。
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また、旧正月は中華街にクラスメートと繰り出し、なぜか韓国料理(ASSA)を食べて、ブリッティシュパブに行って帰ってきました。
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先週土曜はクラスメートの誕生会。ブリックレーンにあるバー(Apples and Pears)の地下を貸し切って、音楽を流しながら酒を煽り、最後はみんな踊り倒すのがこっち流のようです。

また、先週日曜はクラスメートの家で日本食と韓国料理を披露するパーティ。手巻き寿司とチヂミ、そしてチゲ鍋の饗宴です。二度目の訪問で安心したのか、酒を飲んだら少し寝てしまいました♪

そして、今日もクラスメートのフラットで夕食パーティです。

週末が勉強に集中できないという面もありますが、残り少なくなってきた授業期間も考えると、出来る限りみんなと一緒に楽しみたいという気持ちの方が強い今日この頃です。
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by uk-env | 2010-02-27 13:03 | ロンドン生活(London life)
もうすぐ春
Iです。

久しぶりに、お天気の良い週末になりました!今週プレゼンを1個終えたものの、3月第一週にさらに3つのプレゼン、それに続いて4つのエッセイ提出、4月には試験、と、先を考えると鬱になりそうなので、気分転換にチェルシー方面にお散歩へ。King’s Roadは人の多いこと!みんなこのお天気を満喫しようとしているんでしょう。陽がさして暖かく、コートを脱いでいる人も!どうやら、無事ロンドンの冬を乗り越えられたようです。

今日のお散歩の目的の一つは、パリのパン屋さんPoilaneに行くこと。ロンドンでもここだけ支店があるんです。Victoriaからチェルシーのほうに行くお散歩コースにお店があることに、今まで全然気づかなくて。大学の友人に教えてもらいました。どうやら、日曜が休み、というのが、私が気付かなかった理由のよう。クロワッサンを早速いただきましたが、外側は適度にパリッと、内側は適度にしっとりで、おいしかった~。ただ、この通り決して「表通り」じゃないんですよね。お客さん誰もいなくて、私が入っていくと奥からお姉さんが出てきた。大丈夫か?

お天気つながりで。天気が良い日はバスでの登校も好きです。24番というロンドンを縦断するルートのバスに乗るのですが、Victoriaを出た後、Westminster寺院、国会議事堂の横を通り過ぎ、官邸やHorse Guards ParadeのあるWhitehallを通ってトラファルガー広場へ。Charing Cross Roadで中華街を抜け、Londonの秋葉原と言われるTottenham Court Roadまで来ると、学校はもうすぐそこです。渋滞がひどかったりするとTubeよりはるかに時間がかかるのですが、こんな風景を見ながらのんびり行くのも、なかなか良いものです。

バスから見る、Westminster寺院、ビッグ・ベン、ロンドン・アイの三者共演
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観光客が集まるトラファルガー広場
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さて、余裕もないので勉強に戻ります!
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by uk-env | 2010-02-21 02:00 | ロンドン生活(London life)
意義深い話に出会える確率
Uです:

大学に入ってから、数多くの環境に関する話(講演など)を大学内外で聞いてきました。時節柄、ほとんどが気候変動に関するものでしたが、そこで今更ながらに気付いたのは、意義深い話に出会える確率は殊の外低い、というものです。

まず、これまで聞いた話で主なものを簡単にまとめてみます。

● パチャウリ議長(IPCC)…インドを例に、最貧困レベルの層を対象に、太陽光・熱を導入することで、気候変動+持続可能な開発を達成できる。
● スターン教授(LSE)…スターンレビューに従って、各国は早期の対策が重要
● エド・ミリバンド(気候変動大臣)…イギリスはCOP15でリーダーシップを発揮する
● チチルニスキ教授(コロンビア)…アメリカが中国に金と技術を渡せばCOPは成功する
● クンリューサー教授(ペンシルバニア)…気候変動リスクに対処するための保険構築の研究成果の発表
● ヘルム教授(オックスフォード)…イギリスのCO2が減ったのは生産を海外により依存するようになったため。石炭とCCSを組み合わせた技術が2020年まででは最も有望。その後は、交通の電子化、バッテリーそしてスマートメーターに注力すべき。
● ミクラー教授(シドニー)…米に比べ、日本のトップランナー規制は企業と政府が協調体制を敷いた点で効果的であり、自動車業界の排出ガスの数字もその事実を物語っている
● ヴォーゲル教授(UCバークレー)…(USではなく)EU主導の環境政策に近年変わってきたのは、市民のリスクに対する意見の違いとEUの単一市場としての厳格な基準の必要に理由がある。
● ウィルソン教授(LSE)…社会行動を変容させるのは、テンテン運動(10:10)などのキャンペーンではなく、技術、習慣などを加味したよりダイナミックなもの。
●ドゥガン氏(国際排出量取引)…EU-ETSの第3期の説明と今後の各国の市場創設の動き
●クラウド教授(法政)…日本には引き続き環境先進国としてアジアを引っ張っていくポテンシャルがある
●稲田氏(IDDP)…COP15の概要と気候変動と開発の関係についてJICA事業を例に説明
●シーゲル氏(FIELD)…COP15までとそこでの決定内容の説明
●デドリン氏(London Mayor)…低炭素ロンドンに向けたロンドン市の計画と取り組みを説明
●ヘッション氏(DECC)・・・COP15は散々。CDMは改革が必要。REDDも様子見。
●ハミルトン氏(世界銀行)…WDR2010の説明と経済洞察:先進国の途上国へのサイドペイメントを試算すると$10.3billion; CO2関税をかけた場合アメリカへの中国製品輸出額10%上がるなど。

このうち、これは意義深いと聞き入ってしまったのは、3つくらいでしょうか。ということで、確率としては、20%を下回る結果となります。何故でしょうか。一つは話の概要は予め知らされていても、詳細までは聞いてみないと分からないということにあります。特に概要が薄っぺらであったり、トピックしかなかったりすると裏切られる確率がかなり高いと思います。後は、友達に誘われたり、コース担当から推薦があったりすると、自分の興味関心とは多少ずれていても、テーマも環境だし何か得られるかも、という期待を以て臨み、裏切られるというものです。最後に、うわべのトピック(例えば、COP15の先に何があるかなど)や著名な講師と実際の意義深さは別のところにあり、それは主に最新の研究結果などのコンテンツ次第だったりします。

ぜひこの確率を少なくとも50%を超えるようにしたいのですが、何かいい案はないものでしょうか。
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by uk-env | 2010-02-20 22:46 | 環境(Eco)
論文テーマ+テスト対策
Uです:

ロンドンで日が経つ感覚(例えば1週間が過ぎる)のがどんどん速くなっているのを感じる今日この頃です。

(論文テーマ)
さて、昨日、論文(Dissertation)計画書を提出しました。まず、論文は10000字の字数制限があり、LSEの環境政策(EPR)コースの場合、締め切りは8月末に設定されています。それなのに、何故、今提出する必要があるのか。それは単に論文指導をしてくれるスーパーバイザーの引当てを行い、複数回のミーティングを今期(3月19日まで)に行っておく必要があるからだと思います。というのも、教授陣は授業期間終了後は自らの研究のため、方々に散っていく傾向にあり、方や、学生も春休み1か月を満喫、その後はテスト勉強期間が2カ月あり、テストが終わるともう6月中旬になっている、このため、今のうちに会ってやるべきことを固めておくのが定石のようです。

そして、私の論文テーマについては、「今週1週間紆余曲折を経て、取りあえず出しました」、というのが正直なところです。

まず、今週月曜日(提出期限4日前)にチューター(スーパーバイザーとは別の学術・学生生活全般に相談に乗ってくれる教授)に仮想的な国内対策の提案か、広範な国際対策に伴う経済分析のどちらかにしようと思う、と前広に相談したところ、論文テーマ、さらにそれを堀深めて検証したい具体的な質問・仮定に関して、以下の観点に照らしてもう一度考えてくるように言われました。
・既存データ(できれば一次データ)があるか、もしくは自分でデータ・情報収集ができるか、
・それを分析するためのケーススタディとして、現実に政策は存在しているか(未来型の仮想提案ではないか。例えば、カーボンクレジットカードを国民に発行して、CO2キャップをかけるべき等)。

これを受け、希望テーマは、国際対策を選択し、「歴史的責任も加味した先進国の気候変動対策に伴う費用便益分析と経済的に公平な削減目標と資金供出の在り方」を研究しようと思い、一昨日(提出期限1日前)にチューターに再度相談したところ、「率直に言って、このテーマでは様々かつ複雑な前提が置かれたモデル解析を行い、かつ、不確実かつ膨大で議論が分かれる数値をそこに入れ込むことが必要となり、ここに、研究として独自の付加価値を付けるのは難しいと思う。よって、自分はあまりいい研究テーマだと思わない、特に修士論文のレベルでは。」という辛口コメントを貰い、再考を促されました(「もしこのテーマに首ったけだったら自分の言うことは信じないで、そのまま提案してください」とも言われました、が)。

これを受け、国際対策は挫折、前日夜からさらに軌道修正を掛け、結局、「持続可能なエネルギー導入のためのベストミックスな経済政策」をテーマに提出しました。これは、当初やりたかった仮想提案の前捌きとなる、現状のEU政策の分析を行うことを内容としており、具体的には環境税、排出量取引、フィードインタリフなど複数の政策が持続可能なエネルギー(太陽、風力、廃棄物由来など)の促進に関して存在しているが、どのような経済誘導政策の組み合わせが最も相乗効果があるか(ベストミックスは何か)、を検証するものです。この研究テーマの問題は、どうやって環境効果性、費用効率性のデータを取るか、その結果をどうやって複数の政策(その相乗効果)によるものだと検証するか、が主なところだと思います。幸いにも自分のチュータ-がエネルギーと技術の専門家なので、彼にそのままスーパーバイザーになってもらい、有益なアドバイスを貰えることを期待しています。以上、論文テーマについてでした。

(テスト対策)
そのほか、テストについて、LSEではどうやってテストの備えるかのレクチャーを行っています。ここで言われるのはあくまで一般的なこと(テスト採点の視点、対策時間の使い方、クラスメート・大学側との協力など)が主でしたが、ひとつ面白い法則を聞いたので、ご参考までに。もし、あなたのテストが「3時間のうちに、次の9題から3つのテーマを選び、それぞれについてエッセーを書きなさい」というタイプだった場合(ちなみに、うちのコースはみんなこの形式です)、いくつのテーマを予め勉強しておくべきか?すなわち、大学の授業は20週ありテーマが各週違うので、全20テーマあります。もちろん全てのテーマをカバーしておくのがテスト対策上は望ましいですが、時間もないし、興味がないテーマも多い。そこで、法則の出番です。これによると、「2N+2」なのだそうです。上の例に当てはめると2×3出題+2=8。これは、8テーマを押さえておけば、まず試験で3つ書くのは大丈夫、ということになります。その後のプラス(例:10テーマ頑張る)マイナス(例:6テーマしか勉強しない)は時間の配分とリスク管理の観点でやってください、とのこと。自分の対策イメージは頻出の5つでも押さえておけば十分かと思っていたのですが、とてもリスクが高いことが分かりました...

いずれにせよ、これで残すところも後はエッセーが2本のみとなりました。授業も大詰めを迎えています。
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by uk-env | 2010-02-20 21:05 | 大学(LSE)
一山越え(今期も前半戦終了)
Uです:

久しぶりの投稿ですが、早くも前半5週が終了して、授業期間だけで言うと75%が完了したことに。そんな感慨に浸ったのは昨日の16時にエッセーを出し終わった後でした。

今週は前半戦のフィナーレ、プレゼンテーションとエッセーがありました。両方ともテーマは国際環境協定。

・プレゼンでは、京都議定書に否定的な学者の新提案を、3つにカテゴライズ(①目標は最初は緩く、後から厳しく、②途上国の抜本参加、③市場メカニズムの更なる活用)し、この主張と現実の交渉(COP15)を比較するというテーマにして、議論しました。個人的に興味深かったのは国際トービン税の推進主体をどこにするか(UN、G20、世界政府など)。しかし、金融取引の上っばねを気候変動に使おうというこの税、どうやって金を集めようかという一点に尽きていますね。年間10兆円の途上国支援をしようとなると確かに工面の問題が一番大変ですから。さて、日本の立ち位置はどこに置くべきなのでしょうか。

・エッセーは、「国際環境協力はその必要性が乏しい時に成立する傾向がある」という学説を批評的に論証せよ、というお題を選択。この主張、理解するのに時間がかかりました。言い換えると、「効果的な合意はフリーライダー問題がよりおこりやすいので、国際環境合意は中身が乏しいものになりがち」。さて、結論としては、
●セオリーでは、より環境問題が深刻で、その対策コストも高い時にただ乗り利益が大きくなり、ゲーム理論によると、自分の利益を最優先する結果、合意に結びつきにくいと言えるかもしれないが、一方で、国際コミュニティの一員としての日頃からの数ある案件を常に協議している関係上、エゴを主張しにくい状況や、条約のデザインにインセンティブ措置を盛り込むことでフリーライダーは回避可能であるとも言える。
●オゾン保護のモントリオール議定書や気候変動の京都議定書を見ると、現実は理論のように単純ではなく、個々の国の状況を踏まえる必要があると。特に、パワフルな国が対策利益を享受できるか、が大きなポイント。すなわち、彼らは交渉をリードする力を持ち、資金や技術供与を通じたインテンティブを他国に与えることができるから。
●この点、気候変動は深刻で、ビッグパワーが利益を得られない典型的な問題。ただし、科学による解明やPolluter Pay Principleによる他国で発生する損害も自国のコストに含めるコストベネフィット分析を各国が適切に行うことで、適切な合意が得られやすくなると結論。(エッセー全文(英語)はコチラ

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環境国際合意はホットな研究分野と言え、エッセーを執筆中にも新しい論文が出てくるので、それもチェックして、といった状況でした。そんなこともあり、これでもか、というぐらいとことん時間を使い(担当教官に3回も相談(経済学がよく分からない。理論がシンプルすぎる。)、クラスメートと何度も議論(みんなで混乱。最後まで紆余曲折)、3,000字のところオーバーし1000字カット、2度のプルーフリーディング、提出締め切り2分前に終了)、消耗しつくした感があります。(クラスメートはふぁっくふぁっく言いながら提出してました)。次回のエッセーではもう少しスマートにできるようにしたいですね。

エッセーと言えば、前期に出した2本のエッセーフィードバックが返ってきました。結果は両方ともメリットに足らないパス(57,58点)。コメントがあまりにも少ないのが何とも次に活かせない感じです。

次は来週末に控える論文のプロポーザル提出です。論文のテーマを未だに絞れていないので、1週間でどこまでできるか、まあ何とかなるでしょう。

昨日はエッセーの打ち上げがあり、今日は旧正月のため、中華街にクラスメートと繰り出そうと思います。つかの間の一息を楽しみます♪
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by uk-env | 2010-02-13 20:36 | 大学(LSE)
グループワーク地獄
Iです。

ちょっと愚痴吐かせていただきます。グループワークがしんどい。

先学期は、こっちのアカデミック・カルチャーに慣れる助走期間と勝手に位置付け、リーダー格のネイティブが引っ張ってくれたのに甘えてました。が、今学期は何となく自分が仕切らざるを得ないグループワークがやたら多い。

モチベーション的にはそりゃ、自分が仕切ったほうが楽しいのだけれど、これがカルチャーショックなのか何なのか、日本での仕事の経験からすると「あり得ない」ことが多すぎて、どうまとめたら良いか途方に暮れることがしばしばです(あ、一番つらいのは、メンバーの言ってる英語が分からない時ですけど)。

例えば…

- ミーティングには、誰も時間通りに来ない(もちろん例外はありますけどね…)。教官とのtutorialにすら遅刻する。
- 作業を分担して〆切を決めても、outputを持ってこない。researchはしたと言い張るけど、それグループ内でシェアしなきゃ、分担した意味ないじゃん。
- それまでの方向性やたたき台にしていたドキュメントを離れて、とんでもないところから新しいアイディアを持ってくる。creativeなのは良いんですけど、どうまとめろって言うのよコレ、という感じ。
- ミーティングに「手ぶら」で来ることが平気。業を煮やして最近は、次回のmeetingのagendaはコレとコレね、というのをあらかじめメールで送り、準備してくるようお願いしているのですが、理解してもらえない。私のメールの英語が悪いのか?

まあ、どれにしても、英語がもっとできたら、少しは楽にまとめられるような気がするのですが。diplomaticに、「あんた少しは働いてよ」とか「それ、relevantじゃないよね」とか、上手にお尻を叩いたり軌道修正したりできるようになりたい…。

一人でやったほうがよっぽど早い、と思ってしまう今日この頃ですが、思うに、うちのスクールは、こういうdiversityの中で苦しむこと自体をトレーニングとみなしているような気がします。

あと、さすがにここまでのdiversityは日本人同士ではないとは思いつつも、社会人経験5年の間に、思考回路や作業手順を共有している「身内」にしか通用しないカルチャーを知らず知らず身につけていたのかも、という気も。そこは、目を開かされる部分ではありますね。
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by uk-env | 2010-02-12 05:40 | 大学(UCL)
続・現実逃避
Iです。

遊ぶ話ばかりでお叱りを受けそうですが、念願のRoyal Opera Houseに行ってきました。コヴェント・ガーデンに行く度に、そのうち、と思っていたのですが、今回は、バレエを。演目は”Romeo and Juliet”です。
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月曜日なので比較的カジュアルで良いだろうと思いつつ、今回は席が一番前(そこしかチケットが取れなかった…もう2席しか残ってなくて)と結構目立つので、周りが盛装ばかりだったらどうしよう、と若干ドキドキして行きましたが、結果的には、「普通のきれいめな格好」でちょうど良い感じ。自分もそうですが、会社(学校)帰りの人もいるでしょうしね。

何か、やたら日本人が多い気がするな、と思ったら、今日はRomeoの友人Mercutioを日本人ダンサーの蔵健太さんという方が踊るんですね。知らずに来るなんて、ファンには怒られそうですが…。手足の長さでは欧米人に敵わなくても、それを感じさせないくらいイキイキしていてとってもカッコよかったです。

言葉が関係ないので、英語が聞き取れなくて楽しみが半減、とかいうことが全くないのが良いですよね…。若干見上げる形になりますが、オーケストラやダンサーの息遣いも聞こえてくる席で、迫力ありました!Juliet役のダンサーがとっても可愛らしくて、体重がないんじゃないかと思ってしまう軽やかな演技に惚れ惚れしましたが、距離がとっても近いので、この方、華奢に見えて実はすごい筋肉質なのがハッキリ分かる。ちょっとびっくり。

もちろん写真撮影禁止なんですが、館内があまりに素敵だったので、開演前に携帯でこっそり一枚。Royal Albert Hallと甲乙つけ難いですね。是非また来たいです。次回はオペラかな。
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2回続けてお楽しみの話になったので、次回は真面目に書きたいと思います。
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by uk-env | 2010-02-09 10:01 | ロンドン生活(London life)
現実逃避?
Iです。

グループワークがかなり重荷な今日この頃です。バックグラウンドの異なる人とのコミュニケーションとしては良い訓練と思うものの、効率の悪さは否めず、ストレスも募ります…。で、それを言い訳に、今週は、映画とお芝居を楽しんできました。

まずは、映画"Late autumn"。小津安二郎監督の「秋日和」(1960年)です。ロンドンで、なんでまた日本映画、って感じですが、渡英直後にホームステイでお世話になったホストマザーから誘われて、「50年前の映画をなぜ?」と若干訝しがりながら付き合った次第。場所はSouth BankのBFIというシネコン。2カ月間、Ozu特集をやっているらしく、大きな映画館ではなかったものの、平日にも関わらず満席に近い状態でした。ちょっとびっくり。そしてもっと驚いたのは、50年前の作品にも関わらず十分楽しめること。もちろん、話しぶりや女性の描かれ方なんかには時代を感じますが、途上国のことばっかり考えてる最近の私の目には、高度成長期前の日本の文化レベルが相当高いことが印象的でした(まあ、映画の中の世界が日本の平均値じゃないですけどね)。娘役の司葉子は、オードリー・ヘップバーンを思い出させるような美しさ。Londonerにも受けは良いようで、しばしば笑い声が起こってました。小津監督については名前を聞いたことがある程度だった自分の芸術音痴ぶりを反省。こんなところでDiscover Japanの気分です。
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余談ですが、映画の前に、イギリス人に人気の日本レストランWagamamaに挑戦。日本人の友人は皆「あれは、ない」と口を揃えるけど、ホストマザーに「今日はJapanese dayね!」と言われたら断れないでしょ。アジアっぽい、正体不明の野菜が乗っかった、ラーメンなのかうどんなのかよく分からないNoodleを食べましたが、まあ、期待してなかった分、ガッカリすることもなく。こちらも大人気で行列できてました。

お芝居は、"The Misanthrope"を。はるか昔に世界史で覚えたような気がする三大古典作家モリエールの「人間嫌い」を、現代ロンドンを舞台にアレンジしたものです。キーラ・ナイトレイの初舞台というのが話題で、連日満員のようです。英語がどれだけ聞けるか不安でしたが、映画やドラマよりお芝居のほうが発音がクリアで分かりやすいかも。といっても、早口の口論シーンなんかはやっぱり聞き取れないし、笑いのツボが分からなくて一人だけ笑えなかったりして、ちょっとへこむ。でも、Comedy Theatreという小さな劇場だったこともあり、臨場感を十分に満喫できました。楽しみにしていた生キーラは、細すぎ!モデルみたいですね。他の俳優さんに比べると声量が足りない感はあったけど、存在感ありました。
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あと、近くバレエを観に行く予定。加えて、ロンドンにいるうちに行っておきたいのはオペラですかね。学校のスケジュールがどんどん厳しくなっているけど、時間をやりくりして楽しみたいと思います!
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by uk-env | 2010-02-07 04:38 | ロンドン生活(London life)
Copenhagen Accord (とアメリカの悪口)
Iです。

Copenhagen Accordに基づき提出された各国の目標・行動が公表されましたね(http://unfccc.int/home/items/5262.php)。12月のCOP15でtake noteされていたCopenhagen Accordで、各国の次期枠組みにおける目標・行動を1月31日までに提出することとされており、昨日がその〆切でした。

BASIC(中印伯南ア)の各国も事前の合意通り出してます(くどいくらいvoluntaryを強調してます…)が、メキシコはどうしたんですかね、まだ出てないようですが。COPから帰ってきて、クリスマス・年末年始を挟んで約1カ月しかなかったので、各国とも内容に進展がないことは予想されたことですが、こうやって並べてみると、改めて、アメリカの「しょうもなさ」が光りますね…。以前からのこととはいえ、国内の事情が優先されることを、よくもまあここまで胸を張って言うよね、と、ある意味関心します。まあ、「アメリカと合わせて17%」と言っているカナダは、プライドのかけらもない感じですが…(これって、後退してません?)日本はやっぱりそれはできないと思うので、「51番目の州」の座はカナダに譲りましょう。

アメリカがこれ以上は無理という国内政治上の現実は分かりますが、いったいこのどうしようもない国はどうやったら変わるんでしょう…。イギリスにいると、イギリス人のアメリカに対する微妙~な感情を感じることもあり、興味深いです。Special Relationshipが健在ということも感じる一方、市民レベルでは完っ全にバカにしてるでしょ、という言動を見ることも多々あり。先日、BBCが2010年の予想に関する特集を組んでいたのですが、多くの特派員が共和党のSarah Palinに言及しているので、そんなに大事なの?と不思議に思い、イギリス人に訊いたら、彼女は典型的なアメリカ人で、どうしようもないバカだと思っているから、今後どうなるか見ものだよね、という感情がシェアされているのだとか。

すみません、話が変な方向に逸れつつあるので、今日はここまで。課題を頑張ります…。
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by uk-env | 2010-02-02 05:24