2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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カテゴリ:大学(Sussex)( 19 )
Dissertation on climate change committee
Iです。

帰国後まもなく2か月。ようやく、修論を提出しました。〆切が9月12日(郵送の場合は9日までに投函)で、8月末あたりから、どう頑張っても間に合わない、ペナルティ覚悟でlate submissionとしようと思っていたところ、大学寮のインターネットに不具合があったせいで全学で〆切が1週間延長に。おかげでどうにか間に合いました。

仕事をしながら論文を書く辛さは想像以上で、物理的に時間がないことももちろんですが、何より、アカデミック環境を離れて新しい仕事が目の前にある状況において、心が離れていくのをコントロールするのが大変でした。帰国後にアサインされたポストは気候変動とはほとんど関係がなかったせいもあり…。帰国してから修論を書こうと思っていらっしゃる留学生の皆さん、論文は、帰国前にできるだけ片付けてきた方が良いですよ、ホントに。

ともかく。提出した修論のタイトルですが、「Can an independent advisory agency contribute to successful climate policy?: evaluating the achievements and limitations of the UK's Committee on Climate Change」というもの。2008年の気候変動法に基づき設置された英国の気候変動委員会について分析していきました。

使ったセオリーは、time inconsistencyとcredibility hypothesis。一言で言うと、複数の相対立する政策目標を持つ政府は、その時々によって政策を変更する(過去に約束した政策を反故にする)インセンティブを持っており、政策の信頼性を高める必要のある政府は自ら、解決策として独立機関に政策決定権の一部を委任する、という仮説です。

この点、一番の論点になるのは「どこまで権限を委任するか」ということ。気候変動委員会に関しても、気候変動法の国会審議やその前段階のコンサルテーションにおいて大きな議論となったのがココでした。time inconsistencyの問題を語る時よく例に出されるのが中央銀行の利子率決定権で、イギリスでも労働党政権誕生直後の1998年に、イングランド銀行法によって中央銀行の金融政策委員会に利子率の決定権が委任されています。気候変動委員会をそのアナロジーととらえるなら、同委員会に政策決定権(例えば税率決定権)を与えるのも一案。しかし、そうした強力な権限は、気候変動委員会には付与されませんでした。気候変動は、金融政策と比べて政策の社会経済への影響の現れ方が複雑で、specificな政策決定権をunelected bodyに譲与することになじまない、というのが一つの理由です。あくまで同委員会が行うのは政府への「アドバイス」。最終的に政策を決める権限と責任は政府にあります。(ちなみに、日本的文脈だと、「あー、保守派が抵抗したんだろうな」とか思っちゃいますが、気候変動法に関しては、英国保守党は極めて進歩的。そもそも、気候変動法をやろうとキャンペーン張ったのが現首相デイビッド・キャメロンですから。。)

それでも、リサーチの過程でインタビューした関係者17人のうちのほとんどが、同委員会に付与された権限については極めてポジティブな評価を行っていました(ま、委員や事務局本人も含むのですけど)。気候変動法は、委員会のアドバイスに対して政府がきちんと応答しなければならない仕組みを担保しており、アドバイスを受け入れない場合には合理的な理由を説明しなければならないこととしています。政府の拒否権を極めて小さくしているところは、強力な政策決定権自体を委員会に与えないこととのバランスで、とても重要だと思います。

それでもあくまでアドバイザリ機関に過ぎない気候変動委員会にとって、政府にyesと言わせるためにはcredibilityが最も重要な問題。その維持のためには独立性と政治的中立性が極めて重要と思われます。

●独立性
 政府へのアドバイザリ機関として、政府から独立していることはとても大事。委員会が出す各種レポートは、かなり最後の段階まで政府関係者が読むことはないそうで(ただし、個人的な印象としては、それは建前だなと感じましたが。たぶん、あるレベルでは内々に情報交換されている)、政府からレポートの内容にケチを付けることはできないそうです。もちろん、政府側の分析と委員会の分析に相違がある場合は、徹底的に議論して何が違うのか追究するらしいですが。とにかく、委員会側のindependentであることへの誇りは予想以上でした。
 ただし、資金の面で政府に全面的に依存していることは、将来的にはアキレス腱になるかもしれません。委員会は多くの分析を外部コンサル等に発注しており、彼らの研究の質の維持のためには資金問題は死活的に重要。委員会の廃止には法改正が必要でも、政府は資金を絞ることで実質的に委員会をkillできます。英国ではbudget deficitの拡大への対処が急務で、日本では考えられないくらいのラディカルなspending cutが進む中、将来的には、資金問題が委員会の実質的な存亡を決定してしまうかもしれません。ただし、現在のところ、気候変動委員会のbudgetは、減らされているとは言え、他の政府系機関と比べると全然マシなようです。まだまだ政府の中での気候変動委員会への期待は大きいということ(とりわけ自民党との連立政権において)。

●政治的中立性
 私にとって一番おもしろかったのがココ。前述のように委員会に政策決定権はないので、理論上、政府は委員会のアドバイスを拒否できます。委員会はあくまで専門家の立場からアドバイスを行うため、political feasibilityは考慮する必要がない(むしろすべきでない)わけですが、あまりに政治的に実現不可能なアドバイスを行ったら、政府はこれを拒否せざるを得ない。そうすれば、アドバイスを行った委員会側のcredibilityにも?マークがつきます。
 この点、DECC(エネルギー気候変動省)とDfT(交通省)の課長の言ってることの微妙なニュアンスの違いが興味深かったです。DECCの課長は、委員会がもし純粋にサイエンスだけに基づくアドバイスをしたらそれは問題だけど、彼らは経済学にも強いので、しっかり経済的分析に基づくアドバイスをすれば、政治的実現可能性という意味での政府との乖離はあまり大きくならないだろう、というスタンス。そして、委員会は絶対にpoliticiseされるべきでない、そうすれば彼らのcredibilityは落ちてしまう、と言ってました。
 他方、DfTの課長は、credibilityのため、委員会はもっと現実的なアドバイスをするべき、とりわけ技術的実現可能性、文化的実現可能性についての分析が足りていない、という感じ。
 おそらく両者の言っていることどちらも正しいのだと思います。政治に左右されない専門家の意見を政策に反映させる(これこそ委員会設置の目的)という意味において、彼らが政治化されないことは重要だけど、政府が受け入れ可能な、地に足のついたプラクティカルなアドバイスを、あくまで政治的に中立な分析に基づいて行うことが必要。そのバランスはとても難しいと思います。この点、気候変動委員会のこれまでのパフォーマンスについては、多くのインタビュイーが好意的に評価。ココはたぶん、委員長や事務局長らの個人的な能力によるところが大きいように思われ、そうした超一流の人的資源を集められたことは、委員会設置当時(スターンレビュー後コペンハーゲン前という、一番気候変動が熱かった時代)の時代的背景も影響しているんだなと思いました。


研究を終えての感想ですが、2006-2008年頃の英国が、どれだけ気候変動に真面目に取り組もうとしていたかを改めて思い知らされます。2050年目標に法的拘束力を持たせたことの実質的意義は曖昧ながら、2050年に向けてきちんとパスを描き、確実にそれを達成しようとしていることが、炭素バジェットの創設とそれを実質的に決定づけるアドバイザリ機能をもった気候変動委員会の設置に現れていると思います。

当時、気候変動を仕事にしていた私は、あの頃の日本では、ようやく当時の安倍総理が2050年半減目標を打ち出したものの、その絵を描く際に、現在と2050年の排出量のグラフでパスをつなげて描くことが許されなかったことを苦々しく思い出さざるを得ません。あくまで短期的にはセクター別に積み上げる:長期的な削減目標との間には断絶がある、とされていました。政治的実現可能性という意味ではそこが落とし所だったわけですが、素人目にもどう考えてもおかしい理屈。やはり、政策のcredibility担保のためには、政治的実現可能性を考慮しなくてよい外部専門家に一定のpowerをdelegateした方が良いのでしょうか…

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さて、修論も提出し、これで2年間のイギリス留学に完全に幕を下ろすことができました。学んだことを活かせるか否かはこれからの自分次第!頑張っていきたいと思います。
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by uk-env | 2011-09-20 01:18 | 大学(Sussex)
苦しい論文執筆
Iです。

完全に現実逃避でブログに逃げ込んでおりますが、今日までに、修論のtheoretical frameworkのパートを指導教官に送るという約束だったのに、夜9時になっても半分しか書けておりません。辛い…。

英国の気候変動委員会の設立目的は、to take climate change out of politics だとほとんどのインタビュイーが答えてくれました。気候変動以外にも多様な政策目標を持つ政府は、経済学でいうところの「時間不整合time inconsistency」の問題を抱えています。すなわち、政府が環境を守るために環境保全政策(例えば環境税の導入)を打ちますよ、と宣言すると、民間企業は、「ならば対策を取らねば!」というわけで(例えば)低炭素技術の開発・導入に投資します。ところが、民間企業が投資してしまってその費用がsunk costになると、政府としては、当初の政策目標であった環境保全よりも、当該政策による不利益(例えば輸出企業の負担→景気悪化とか)の方に対処するインセンティブを持つようになってしまい、環境保全政策をうつという当初の政策約束を破りたくなってしまいます。これが1回きりのゲームなら良いのですが、繰り返し約束破りが行われる場合、民間企業は政府を信頼しなくなってしまい、低炭素技術に適切な投資が行われず、対策費用が高くついてしまう、という問題です。

この、time inconsistencyの問題と、それを克服する方策として政府の権限を独立機関へdelegateするという理論は、金融政策を中心に70年代以降活発に議論されたお話で、利子率を決める各国中央銀行の高い独立性の根拠となっています。Helm, Hepburn and Mashが、この理論は気候変動政策にも適用できると主張し、英国における気候変動政策に関する独立機関の設置を提唱したのが2003年。

こうした論文は、経済学の素養のない私には非常に読みにくく…というより、いきなり本論一つ目の数式からしてほとんど理解できません。ほとんどイントロダクションとコンクルージョンしか意味が分からず、理解が浅ければ自分の言葉で書けないわけで…theoretical frameworkのパート、一向に筆が進まないのです。。

私は今年も15000 wordsなので、字数の相場観はあるつもりだったのですが、皆さん、theoretical frameworkのパートにどれくらい字数を割いているんでしょう?修士レベルの論文って、結局「新しいこと」にチャレンジすることよりも、既存の理論を正確に理解し、それをアプライできることを証明することに重きが置かれていることをより強く感じる今日この頃(1年目の時はものすごーく違和感があって、今思えば全く理解していなかった)。したがって、求められる形も、publishされている論文の形とちょっと違うわけで。元LSEの修士学生が2年前に書いた英国気候変動委員会に関する修士論文を読んでいると、いかにtheoretical frameworkが大事かというのを今更ながら痛感し、「頑張って2000 wordsは書こう…」なんてレベルの低い目標を掲げている私としては、溜め息が出るばかりです。
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by uk-env | 2011-07-10 05:44 | 大学(Sussex)
カウントダウン
Iです。

7月に入り、いよいよ、イギリス生活も残すところ3週間を切りました。不安定なお天気が続いていた今年のイギリスにもようやく夏らしさがやってきたところで、今ここを離れると思うと寂しくてなりません。

そろそろfarewell eventもボチボチやってもらったりしていて、修論のためのインタビューで自分のスケジュールが思うようにコントロールできない中、時間をやりくりして、やり残したことを後悔のないよう片付けていきたいところです。おかげで、久しぶりに慢性的に寝不足になっちゃったりして…。喉を使い過ぎなのか、日曜日に一日中乗馬外乗に行ったり飲みに行ったりしてはしゃいでいたら、月曜日には声が全く出なくなっていて、今週のインタビューは大変でした(今週は電話インタビューがなくて本当に良かった…)。懲りずに、明日土曜日は朝5時前に家を出て、最後のスコットランドへの旅に行ってきます。

ここのところ生活の中心を占めていたインタビューも、峠を越した感じはあります。英国の気候変動委員会について研究していて、委員会メンバー、事務局、NGO、ビジネスセクター、学識経験者等に話を聞いていました。残すは主に政府関係者です。当初、全部で15人くらいの予定でしたが、今週までに14人終了、このまま順調にアポが取れれば20人近くになりそうです。最初はいちいち緊張していたインタビューも、数をこなすにつれ慣れてきた気がしますが、やはり時間を取られる―face-to-faceの場合基本的にロンドンまで行くことになる―ので文献調査にしわ寄せがきています。まだ話を聞きたい人は大勢いるものの、帰国日程を考えれば、そろそろインタビューは終息させて書き始める必要がありそうです。いずれにしても、印象として、イギリスの方は非常にオープンで、一修士学生に過ぎない私によくここまで時間を割いてくれるなという気がします。有難い。まあ、予想に反せず、一番アポが取りにくかったのは政府関係者ですね、やっぱり。スーパーバイザーとは、あと1週間でtheoretical frameworkを書き上げる約束になっている(←私が一番嫌いなパート)ので、この週末のスコットランドへは、残念ながらもちろん資料持参です(涙)。
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by uk-env | 2011-07-02 02:02 | 大学(Sussex)
Interviews
Iです。

6月も半ばに入り、修論の研究も本格化してきました。以前にも書いたように、今年私は、イギリスの2008年気候変動法に基づいて設置された気候変動委員会という独立組織の評価を行う予定です。

新しい組織のため、法案審議の過程に関する国会の記録を除くと既存の文献があまりなく、情報収集のかなりの部分を有識者等へのインタビューに頼ることになりそうです(ちなみに、法案審議や審議前のコンサルテーションの過程は非常にオープンで、日本と比べると雲泥の差があります…)。去年REDDについて書いた修論は完全に二次文献オンリーのデスクワークだったので、今年はこういうのも良いかなーと思って取り掛かったのですが、いざとなると、私の英語力では結構辛いものがあって。

委員会メンバーを始めとする学識経験者にせよ、政府の人間にせよ、基本的に皆さんお忙しいので、会ってもらえない場合は電話インタビューをお願いしています。Face-to-faceのインタビューは、時間は取られるけどやはり直接顔を見て話せるので圧倒的にやり易いです。他方、顔の見えない電話は辛い。スーパーバイザーのSteveには「録音しない方が率直な意見を聞かせてもらえるよ」と何度も言われ、そりゃそうだと思うけど、電話インタビューで、録音なしに、修論に使えるようなノートが取れる自信はございません。で、購入したのがコチラ↓。携帯だろうが何だろうが、ボイスレコーダーにつなぎ、マイク部分を耳にはめて電話するだけで、相手の声も自分の声も録音できちゃう。オリンパス製です。私、インタビュー中は正直に言って、耳と、自分の応答・次の質問に全神経集中しているので、ほとんどロクにメモが取れません。後で発言を「引用」することを考えれば、正確なメモ取りは不可欠で、こうしたテクノロジーに頼りっぱなし。耳で直接聞くほどにクリアな音声ではないけれど、とってもお役立ちです。
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しかし、英語ができないというのはホント苦労します。インタビューのアポ取りのメール(最初の一発は基本的にSteveがアプローチしてくれ、OKの返事をもらってから私が具体的に話を詰めるだけですが)だけでも、面識のないエライ人に英語でメールをするのって神経遣います。日頃顔をあわせている自分のとこの教授とかとは勝手が違って、どのレベルの人までファーストネームで呼んで良いのかしらーとか、下らないことでも悩みます…(基本的には、メールで本人が自分のことを何と呼んでるかで決めますが、会ったこともないprofessorを呼び捨てにするのって、抵抗あるんですけど~)。

なんだか、荷が重た過ぎるテーマを設定してしまったような気がしなくもない今日この頃ですが、残り少ない学生生活、十分満喫していきたいと思います!
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by uk-env | 2011-06-12 03:59 | 大学(Sussex)
My supervisor is 'Japanese'
Iです。

夏学期も半ば。今期は授業は必修の研究方法論だけで、後は自分のペースで修士論文のための研究を進めていくことになっています。この時期、試験期間という大学も多いですが、1月に試験が済んでしまった私は、おかげで修論だけを考えれば良い環境。

さて、私の修論スーパーバイザーなのですが、春学期に履修して大変ためになったエネルギーの授業を教えていたSteve。彼、イギリス人のくせして、とっても真面目。授業もいつも淡々としていて、内容は面白いのに惜しいな~と思うことも多々あったのですが(偉そうですいません)、授業の構成はすごくしっかりしているし、時間をかけて事前準備をしているのが伺えます。そう、印象として、まるで日本人。

私が「修論のプロポーザルのドラフトを書いたので見てください」とメールを送れば、翌日には詳細なコメントが返ってくるし。そう言えば、春学期中に提出した政策提言書のコメントも翌日に送られて来ましたね(しかも詳細)。イギリスの相場観からすると、こういう感覚はあり得ませんから、普通。

仕事し易い相手であることは確かなんですが、結構プレッシャーにもなります。今日大学のカフェで、同じ職場の先輩と久々に会ってランチしているところに、Steveが登場。一人で黙々と論文を読んでいる姿に、私としてはそそくさと退場したくなりました(もちろん一声挨拶しに行きましたけどね)。

ちなみに肝心の修論の内容は、英国の気候変動政策に関して専門家の立場から意見を述べる気候変動委員会の評価を行う予定です。2008年の気候変動法に基づき設置された専門家集団で、2050年の削減目標や、炭素バジェット(5年毎の期間において英国が排出できる炭素の上限)などの重要なイシューについてrecommendationを策定します。法律上、主務大臣はこれを「考慮」することが求められており、recommendationに反する政策決定を行う場合は理由が必要になります。しかし、国際交渉は停滞、景気は引き続き低調、といった状況において、今月決定された第4次炭素バジェット(2023-2027)の策定に当たっては、経済官庁が気候変動委員会のrecommendation受容れに難色を示すという経緯もありました(結局首相判断で受容れ)。低炭素社会の構築に向けて、政府(政権という意味合いの強いgovernment)の短期的な政治的インセンティブに左右されず、確固たる長期的道筋を描くことを目指して導入された気候変動委員会という独立機関ですが、果たして、その目的がどれほどに達成されているのか、調べていきたいと思っています。
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by uk-env | 2011-05-24 08:05 | 大学(Sussex)
Summer term has started
Iです。

5月に入り、夏学期が始まりました。春休みの課題もどうにか提出。いやいや辛かった…。5000wordsを2本というのは量的に初めてで、当たり前ですが3000wordsレベルとも15000wordsの修論レベルとも違うテーマ設定と構成の感覚の違いにちょっと戸惑いました。

1. 気候変動及びエネルギー政策
「"Nuclear power is essential for both reducing Japanese carbon emissions and ensuring Japanese energy security." Discuss.」

震災後、俄然ホットなトピックになってしまったのは全くの計算外。4月半ばになってようやく重い腰を上げて取り掛かりました。

まず、energy securityの概念整理。国により時代により意味の違ってくるエネルギー安全保障ですが、その内容は基本的にはavailabilityとpriceに集約できる(IEA)。これを脅かすriskについて、化石燃料のscarcity、外的撹乱、内部インフラ不足、に大別して論じ、原子力発電がこれらの観点でどうエネルギー安全保障に寄与するか議論。続けて、現在の気候変動の科学が求める排出削減量の膨大さを踏まえて、オペレーション段階ではゼロエミッションの原子力のアドバンテージをさらっとおさらい。その上で、原子力発電が包含するリスク(安全性、放射性廃棄物問題、核拡散)について述べる。

それからようやく日本の文脈に入って、エネルギー安全保障確保の観点から化石燃料依存から脱することの重要性と、一定の高いエネルギー効率に到達してしまって排出削減の限界削減費用が高いことを議論。そうした状況で2030年までに原子力発電14基新設を掲げた昨年のエネルギー基本計画に触れつつ、現状、いかに原子力がエネルギー安全保障と気候変動対策の切り札になっていたかを述べる。そうしてやっと自分の議論に。他の選択肢も含めた比較考量になるが、まず、短期的には原子力なしでは無理。長期的には、現在の投資や政策で環境を変化させられるが、仮にエネルギー保障の確保の上でも気候変動への対処としても魅力的な再生可能エネルギー中心で行くとすれば、課題克服・普及のための膨大なコスト負担が必要。他方で、原子力についても、必要な安全性レベルが上がり、政治的にも地元対策(電源三法も含め)で膨大なコストがかかることを踏まえると、拭い難いリスクを抱え、かつ再生可能エネルギーとの電源ミックスとして相性の悪い原子力に大幅な投資をすることは正当化し難い。再生可能エネルギーの課題克服に費やした方が良い。

という流れで書きましたが、う~ん、5000 wordsじゃ十分な分析はできなかったです。全体的に「浅い」仕上がりになった感が否めません。。課題設定がちょっとアンビシャス過ぎたかも、というのが反省。

2. サステナビリティのためのイノベーション
「Low carbon road transport systems in Japan: within analysing the potential for ‘next-generation’ vehicles in compact cities using the multi-layer perspective」

セオリーをケーススタディに応用することがペーパーの目的である、と口を酸っぱくして教官が言っていたこのモジュール。修士2年目にして、未だにこのスタイル、苦手意識があるんですよね、私。

元々、全く知識のなかった運輸部門、とりわけ単体対策について勉強したいとボンヤリ思っていましたが、multi-layer perspectiveをセオリーとして使うことに決めた時点で、もっと幅広い社会システムを見る必要に直面。こじつけ気味に「in compact cities」を追加。

まずはセオリーというわけで、イノベーションを「ランドスケープ(長期的にはゆっくり変化するが、誰かが変えようと思って変わるわけではない大きな環境。人口動態、政治環境、経済状況など。気候変動もここ)」「レジーム(技術のみならず、市場、規制、税制、人々のマインドセット等、各種の社会経済システムが複雑に絡み合ってできている現在の社会の仕組み)」「ニッチ(イノベーションの種になり得るが、安定的なレジームと比べて競争力がなく、レジームをreplaceするのはなかなか難しい)」の3つの層の相互作用の中で見て行くmulti-layer perspectiveについて。続けて、どうsub-optimalなレジームをdestabiliseしてニッチの発展を促進するかというTransition Managementについて。技術に関しては、単に技術のサプライの問題だけではなく、どう使われるか、需要側の対策が重要になる。イノベーションを促進するpublic interventionにおいて必要なのは、扱う範囲を特定し(政治的issue)、関係者がビジョンを共有し、向かうべき方向性をハッキリさせることであり、これを議論するための関係者のプラットフォームづくりが必要、云々。

ケーススタディとしては、環境モデル都市のひとつ横浜市を選び、運輸部門にフォーカスしつつ、策定されたアクション・プランとその策定過程について分析。自動車単体対策と街づくりの観点では、レジームの要素の複雑な絡み合いについて十分認識されているが、分析範囲の特定やビジョン策定においては政治的legitimacyが問題になるところ、策定過程で市民の十分なインボルブがなく、特にニッチ(例・日産の電気自動車)の発展促進に関しては、産学官の連携は良いが、「誰のビジョン?」が問題になる(日産のビジョン?)。ここから、multi-layer perspectiveの理論の限界として、Transition Managementで必ず直面する政治的legitimacyの問題には対応していない、というようなことを書きました。

ともあれこれで残すは修論のみ(修論の研究計画の提出は別途ありますが)。一息つく間もないですが、2年間の総まとめとして心残りのないよう、頑張りたいと思います。
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by uk-env | 2011-05-04 03:05 | 大学(Sussex)
春学期を振り返って(エネルギー政策)
Iです。

春学期も終了し、早いもので、サセックスでのインプットの意味での授業は、これでほぼ終わってしまったことになります(夏学期に、修論執筆のための研究方法論の授業はありますが)。

今学期受けた2つの授業のうち、「エネルギーと気候政策」の授業は大変ためになりました。まあ、考えようによっては、気候変動を仕事としていた渡英前の2年間である程度分かっていなくてはならなかった分野とも言えますが。ただ、「エネルギー」と一口に言っても理解しなければならない内容は膨大で、一学期、12回のレクチャーと8回のセミナーで十分に消化できた気は、実はあまりしていません。再生可能エネルギーなんて、それだけで一学期分のモジュールになるんじゃないかしら。ともあれ、エネルギー関連の議論を、十分深め切れなかったにせよ、幅広く入り口の土地勘を掴めた点で、とても有用でした。

特に、最終週のセミナーは楽しかった。個人的には、地震で頭が一杯で(という言い訳で)十分準備ができなかったのですが、温室効果ガスを2050年までに80%(1990年比)削減する目標に向けて英国がどのようなパスを描くべきかという議論です。まあ、学期全体の総まとめといったところ。使用したのは、英国エネルギー気候変動省が公表している2050 Web Tool。エネルギー需要側の努力と供給側の努力を組み合わせて、自分が最適と思う80%削減の道筋を描くことができます。上記は若干上級者向けというか、ある程度エネルギーに関する知識がないと難しいのですが、これをもっと単純化したMy 2050は万人にオススメです!

これらで遊んでみると、80%削減という目標がいかに野心的かが実感できます。セミナーでは、High-Techシナリオ、Deep-Greenシナリオ等、役割分担をしてストーリーに沿ったシナリオを学生が作成し、議論しました。例えば、Deep-Greenシナリオは、新設原子力やCCSを使わない。これでいくと、再生可能エネルギーに思いっきり投資したとしても、かなり需要側を絞ってやる―例えば、年間平均移動距離を減らして運輸部門の排出を減らすとか、室温を下げて暖房エネルギーを減らすとか、産業部門のエネルギー効率を大幅アップするとか―ことが必要です。ちなみに、High-Techシナリオに沿って作った私のシナリオはコチラです(私個人のポジションではありません、念のため!)。ポイントは、原子力、CCSを含め、供給側に技術を幅広く、バランス良く配しているところ。ただ、個人の「行動の変化」に期待しない(このグローバリズムの御時世、移動距離を減らせますか?室温17度でホントに我慢しますか?)という前提から出発しているので、そこをいじらないとすると、エネルギーの電化を推進し、産業部門のエネルギー効率を大幅に上げ(以上需要側)、国土の10%をバイオエネルギー生産に充てる(供給側)というような、現実的でない政策が必要になっています。

もちろん、このモデルの出来の良し悪しという話は議論の対象になり得ますが、そこを措いたとしても、こうやって試行錯誤して80%どう達成するか考えてみるのはとても面白かった。イノベーションをあまり後ろ向きに語りたくはないけれど、結局我々は今の生活の何かを諦めなくてはならないので、国民のコンセンサス形成の上で、良いツールだと思いました。このツールを使った有識者による議論もウェブ上で公開されており、そこに国民が参加も可能できる形(時間は短かったですが)になっており、興味深いです。

このモジュールの評価は、5000 wordsのタームペーパー。お題は自由に選べるのですが、教官の承認を得る必要があり。私、実は原子力発電と気候変動・エネルギー安全保障ということで教官に相談していたところに今回の地震が起きて、教官から、「タイムリーなテーマになったから、是非日本のコンテクストで書くように」という指示をいただきました。。正直言って、今はこれ考えるのまだ辛いんですけど…(福島の現場で対応に当たられている方々には、本当に頭が下がります)。でも、本当に真面目に考えなければならないテーマとなってしまったことは事実。春休み、他の課題もあるので、このテーマはもう少し寝かせてから取り掛かる予定です。
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by uk-env | 2011-03-20 08:15 | 大学(Sussex)
切羽詰まってきました
Iです。

早いもので2月末。日も随分長くなり、日の出が7時前、日没が17時半くらいになりました。ここのところ雨や霧が多かったものの、今日のように太陽が顔を出せば、街はすっかり春の風情!

大学の授業も残すところ3週間となり、先週体調を崩したのも響いて全体的にビハインドな状況です。この先、お尻に火がついている予定は以下の通り。

エネルギー及び気候政策: 2000 wordsの政策提言書を仕上げることが今週末の課題。トピックは再生可能エネルギー起源の電力の普及促進策。フィードインタリフやRPSなどですね。日本のフィードインタリフの議論についていくためにも勉強になります。が、政策提言書は日本政府あてではないので…、ちょっと書きにくいかな。国ごとにあまりに状況が違うので、政策提言書をターゲットなしに書くのは非常にやりづらく、私はイギリス政府を対象の念頭に書く心づもり。

同: 5000 wordsのタームペーパー。トピックは未定…(学期末までにトピックについて教官の承認を得る必要がある)。このモジュールはすべてのトピックが面白いので、絞り込めなくて。自分の弱い分野を勉強するとすれば、バイオ燃料、原子力、CCSあたりですが、5000 wordsを書けるほどの強い関心が自分にあるかというところ、慎重に見極め中です。

サステナビリティのためのイノベーション: こちらも5000 wordsのタームペーパー。どちらかというとこっちの方が深刻で、エネルギーのモジュールに比べて自分の関心ポイントが限定されている。一番ラクなのは、イノベーションを促進する政策の役割について、(エネルギーのモジュールで少々勉強した)再生可能エネルギーをケーススタディとして書くこと。個人的に興味があるのは、競争力と政策の関係ですが、現段階で何となく先の見通しが立たなくて躊躇しているところ。

修論: 早くトピックを固めてスーパーバイザーを探さなくてはいけないのですが。どうも、上記3つで既に頭がいっぱいで、つい後回しになりがちです。今、漠然と考えているのは、イギリスの気候変動政策の立案過程です。イギリスの気候変動政策って、短期間でクリエイティブなアイディアを技術的にも政治的にも実行可能な形にするのが得意な印象を持っていて、それは何故なのか興味があります。外部有識者(アカデミア、産業界)の巻き込み方みたいなところに焦点を当てて研究できたらと思っていますが、全然詰まっておらず、大学の教授陣に相談に行く勇気がまだ持てないところ。


仕事においては「優先順位付け」は当たり前ですが、どうも、学校の勉強みたいにじっくり腰を据えてやる作業というのは、複数のことを並行して進めるのが私はすごく苦手で。イースター休暇を満喫するためには、相当ネジを巻いていく必要がありそうです。
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by uk-env | 2011-02-26 19:00 | 大学(Sussex)
ありがたいフィードバック
Iです。

秋学期の成績が返ってきました。今回感動したのは、エッセイ(新興国への技術移転について書きました)へのフィードバックの詳細さ!この水準でundergraduateから教育を受けていれば、学術論文を書くというのがどういうことか、きちんと身につくと思いました。たまたま私が受けたモジュールがそうだったのかなとも思いましたが、他学部の複数の友人も同じような反応(とある日本人の友人は、コンマ(,)の位置まで直された由)。学校・コースを選ぶ時に、そういうところまで調べるというのはなかなか難しいけれど、その差は大きいと思います。(例えば、去年のとあるモジュールのエッセイでは、フィードバックが「非常に良い点をついている部分もあるが(←どこのことを言ってるか不明)、もっと都市にフォーカスしているとよかった」、以上、で、どうimproveして良いか分からなかった。)

例えば、内容面に関しては、こんな感じ。一部抜粋。
"There are some points that could be addressed to strengthen the paper. While the overall argument is well made, one point could be further explored. On page 10, the paper suggests that technology transfer has been diminishing in CDM projects over time because local knowledge and equipment have been established. This is one explanation. Another (not necessarily completely alternative – it could be one of a number of factors) is that HFC projects have been diminishing over time as opportunities for such have been exploited. These projects are recognised to need more foreign technology than some others. As a result, the need for foreign technology is lower. Furthermore, the graphs on page 10 give a mixed message. It would seem that the level of technology transfer in the “Others” category has fallen only slightly over time, while the remaining categories show clear – even steep – downward trends. This needs some explanation or discussion in the text."

加えて、「学術論文」としての表現についても指導が。
"On occasion, there is a tendency towards moralistic positions or hyperbolic statements, where the language could have been more neutral but still make the relevant point. For example, on page 5, the paper states, “… the importance of mitigation policies … can never be overemphasised”. This is hyperbolic in the sense that it is possible to imagine the overemphasis of mitigation policies. On page 3, the paper says, “… the fact that some developed countries are failing to reduce their emissions is to be condemned”. It is easy to be sympathetic to this judgment but it is not necessary to express it in such moralistic terms. An alternative to the text on page 5 might be, “In this regard, there are significant opportunities to emphasise the importance of mitigation policies in emerging economies”. The text on page 3 might have said, “Although some developed [or industrialised] countries have failed to reduce their emissions …”"

ここまで詳細に見てくれる教官には、ホント頭が下がります。今期のエッセイは、2000words・1本と、5000 wordsが2本。これくらいしっかり見てもらえるなら、学生側も、下手なモノは出せない、という緊張感というかプレッシャーの下に置かれて良いですね。いい加減、今期のエッセイのテーマも考えなくちゃ。
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by uk-env | 2011-02-13 06:26 | 大学(Sussex)
Spring term overview
Iです。

春学期も2週間が過ぎました。5分の1が終わった…と思うと焦ります。冬休みボケか、試験・エッセイの疲れか、どうも今週はしんどくて。

今学期はこんな感じ。2つの選択科目はいずれも、SPRU(Science and Technology Policy Research: 科学技術政策研究所)が開講する授業に参加する形になっています。

【選択科目:エネルギーと気候政策】
 「気候変動問題とエネルギーはコインの表裏であり、…」。気候変動を仕事でやっている時、エライ人のスピーチやら会議の成果文書やらで、何度このフレーズを使ったことか知れません。しかし、なーんにもエネルギーのことを分かっていない気がする私。このモジュールで一通りエネルギー関連の政策を押さえておきたいところですが、ここまでの授業を聞いての感想としては、かなり内容を詰め込んでいるため、ちゃんとリーディングこなさないと消化不良になりそう。
 プレゼンは、再生可能エネルギーの普及促進策を選びました。学期内に、プレゼンの内容を踏まえて政策提言書(アカデミックな論文形式でなく、忙しい政策決定者向けに分かり易く書くもの)を書き、これに加え、5000 wordsのタームペーパーが課されるという、ややハードなモジュールです。週当たり、2時間のレクチャーと2時間のセミナー。

【選択科目:サステナビリティのためのイノベーション】
 正直に言うと、選択科目から消去法で選んだ感のあるこの授業、気候変動specificなわけではなく土地勘がないため、全体像をつかむのに苦労しています。始まったばかりということもあってか、授業も抽象的な話が多く、タームペーパー(5000 words)のテーマがまだ全然浮かんできません。セミナーがまた結構大変そうで、3週目に向けての課題は、グループごとに選んだ本を丸ごと一冊読んできて議論し、発表すること(私のグループはTim JacksonのProsperity without Growthという本を読みます。とってもおもしろそうなのですが、いかんせん、一週間でどれだけ読み込めるものかしら)。こんな調子で毎週課題が出そうな予感があり、ちょっと脅えています。SPRUはイノベーション研究では有名らしいので、しっかり学びたいところですが。。こちらも、レクチャー2時間+セミナー2時間。

【必修科目:研究方法論】
 修論執筆の準備のためのモジュールですが、実はまだ始まっていません。本来、修論の提出期限は9月なのですが、仕事の都合で7月には帰国しなければならない私としては、そろそろ修論も気になってきており(自分の研究に着手できるか否かは別として)、早く始めて欲しいところです。まあ、この手の「方法論」を体系的に教えてくれるとすれば、有難い話。しかし、学際的なコースゆえ、自然科学的なアプローチをとる学生と社会科学的なアプローチをとる学生とがいるはずで、一体どういう授業になるのでしょう。裏ではどうやら、コースの親元である地理学部(自然科学系)が、政策的な側面のヘルプを得るべくSPRUに力添えを頼んでいるが、組織が違うため、教官の費用云々で揉めているらしい。どこの世界でもありそうな話ですが、新設コースゆえの落とし穴とも言えそうです。

【ケンブリッジ英検CPE対策コース】
 英語力の伸びなさに危機感を覚えて取ってみたコース。CPEというのはケンブリッジ英検最高峰で、ネイティブでも落ちることがある(担当教官談)という、とても私の英語力では手の届かない試験です。試験を受ける覚悟はまだないけど、モチベーション維持に役立てば、と参加してみました。…が、既に惨敗状態。クラスは、私以外はすべてヨーロッパ人、それも、フランス・イタリア・スペインみたいなバリバリ訛りのある人達じゃなく、スウェーデンとかドイツとか、ちょっと聞いたらネイティブかと思っちゃうような感じの学生たち。どうやら、英語を使うことに何らストレスはないが、母国語が英語でないため、就職活動に当たってCVに英語力を証明する資格試験の結果を書く必要があり、故に最高峰のCPEを取っておきたい!ということらしい。既に2回、「このクラスが私のレベルに合っているか自信がありません」と担当教官に訴え出るに至るほど、厳しい環境でございます。とりあえずもう少し様子を見てみようね、と言われて頑張っていますが、留学2年目も後半に差し掛かろうとしている今、とりあえずしっかり挫折感を味わわせてくれる場所です♪毎回宿題もあり。

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このほかにも興味のある授業はあって、少人数で議論するセミナーへの参加は認められないにせよ、レクチャー形式の授業を聴講することは可能なのですが、秋学期よりずっと拘束時間が増えた今期、既にリーディングが追いついていないことを考えると、まずは目の前のやるべきことをきちんとこなしていきたい今日この頃です。
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by uk-env | 2011-01-22 08:04 | 大学(Sussex)