2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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2010年 04月 29日 ( 1 )
試験終了!
Iです。

ちょっと間が空きました、試験期間だったので。試験のことは一刻も早く忘れたいですが、忘れないうちに感想を。

試験は私の場合2科目なのですが、それぞれ、Term1とTerm2で講師も内容も違うので、実質は4セットという感じ。1科目につき、Term1とTerm2のそれぞれの内容から各4問出題され、1問ずつ選んで回答することになっています。

4セットのうち、一番難解と感じたTerm1のPolitical Ecologyから勉強スタート。このモジュールの基盤となる思考はシステム論で、講義の内容は、熱力学から哲学まで、多岐に亘ります。高一で物理に完敗を喫した私としては、何故、社会経済を論じるのに熱力学を持ち出さなければならないのよ、と思ってしまうわけですが、この、まさにアカデミック!な感じと言い、教授の頭の良さに感服!な感じと言い、(真面目な学生ではなかったけれど)学部時代のピュア~な姿勢を思い出させてくれるモジュールではあります。ある意味、面白い。ただし、目の前の課題にすぐ対応しなくちゃいけない今後の仕事にどう役立つかは不明。

このモジュールの試験本番では、初めて受ける試験ということもあり、その時は気付かなかったけど、少々アガッていたかもしれません。ある程度ヤマをはって試験勉強してたのですが、最も力を入れて準備したトピックが、ない!どうして?過去問の傾向から言えば、毎年出てる、外さないはずのトピックのはずだったのに。やむなく別の答えられる問を選びましたが、後で冷静に考えると、用意した模範解答の範囲で答えられる問は確かにあった。問われ方がちょっとひねられていたので、気付かなくて。でも、ネイティブの友人も同じ失敗でぼやいていたので、まあ、しょうがないと思うことにします。

もう一つのモジュールは、比較的、用意してきた答えがそのまま使える感じで、落ち着いて取り組めました。ただ、明らかに準備の深さは足りていなくて、どこかで読んだ内容をそのまま書いている感は否めず。Failはないと思うけど、自分の考えを問われるイギリスの試験で、どれほど通用するものか。。。

試験勉強を通じて感じたのは、うちのスクールは小さいこともあって、「学校の色」が強烈で、違うイデオロギーは受け付けないんじゃないかということ。日本の大学学部(法学部でした)の時は、例えば、藤原帰一vs北岡伸一みたいな、考え方の違いが学内でもハッキリあって、今思えば面白かったんですが、ココは、超local主義、反market、って感じで、「左」と括るのはどうかという気もするけど、まあ、そういう雰囲気が全体に満ちています。開発学だから、現状レジームの否定は当然の帰結だとしても、アメリカナイズされた国からやってきた身にはなかなかスッと入ってこない話も多くて…。試験勉強も、その論理に乗っかって書くしかないっていうのには、モチベーション的になかなか厳しい面もありました(単に、違う論理で戦うだけの深い勉強が足りてないという話もあるが)。

結果はともかく、人生初の英語での試験は乗り越えました!といっても、試験翌日に修論のアウトラインの提出と授業、その翌日(今日)はプレゼン、と続き、まったく休まりません。春休み中は、試験勉強があるとはいえ、家で一人で過ごす時間が多かったので、夏学期が始まって、英語を聴く量が違うんですよね。慣れたかなと思っていたけど、久しぶりに早朝から夕方までクラスメイトと議論という環境に戻ると、ぐったり疲れます…。

明後日からガーナにフィールドトリップ。全然研究準備が足りていなくてマズイんですが、もはや不安はむしろ2週間強を過ごす現地の環境。「出張」の時と比べればホテルの格は格段に落ちるし、クラスメイトと相部屋だし。蚊帳まで買ってしまいました…。農業が研究テーマなので、暑さを避けて早朝作業する農民に話を聞くため、我々のワーキングタイムも7時に始まります…。ロンドンの気候がここのところすごく快適で、ここから灼熱のガーナに飛ぶのかと思うと正直ちょっとゲンナリさせられますが、得難い経験となることを信じて、楽しんできます!
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by uk-env | 2010-04-29 05:44 | 大学(UCL)