Iです。
クリスマスは、イギリス・ミッドランド(中部)、リンカンシャーの田舎のイギリス人家庭にホームステイへ行ってきました。お世話になった御夫妻は、日本在住経験もあり、家の中はEnglish antiqueとJapanese antiqueが調和して、とってもリラックスできる雰囲気。町田で買ったという火鉢が良い味出していました。
寒波のおかげで、すっかりホワイトクリスマス。バラに囲まれたお庭は、残念ながらこの時期はその美しさを堪能することはできなかったけれど、その分家の中のアクティビティを満喫。クリスマスツリーの飾り付け―「飾る」ことをtrimって言うんですね。Let’s trim the Christmas tree! と言われた時は、一瞬、「え、刈り込みするの!?」と思ってしまった―、ミンス・パイ作り、クリスマス・ディナーの準備のお手伝いなどなど、家庭のクリスマスを堪能できました。
クリスマス・イブのミサは、小さな村の住民がチャペルに集まって、聖書を朗読し、キャロルを歌い、ミンス・パイと温かいフルーツ・ポンチをいただく、伝統的なもの(マーガレット・サッチャー元首相が子供の頃通ったチャペルとの由)。コミュニティが生きてる!という感じがしましたが、人口200人程度というこんな小さな村でも、だんだん新しい人が入ってきて、コミュニティの在り方は変わりつつあるそうです。個人的には、イギリスのクリスマス2年目故か、去年より歌えるキャロルが多くて楽しめました。
こちら↓がクリスマス・ディナー。昨年ロースト・ターキー経験済みの私のために、PatriciaがThree Birds Roastという、鴨、キジ、チキンが三段重ね(より小さな鳥が、マトリョーシカのように中に入っている)になっている料理を作ってくれました!ちなみに、フラワーアレンジメントはRussの指導の下私が作ったもの。アレンジメントの試験だったら落第と言われたけど、Patriciaのお姉さんには好評でした!
クリスマス・セールのショッピングは、ヨーロッパ最大というアンティーク・センター
Hemswell Antique Centresへ。と言ってもここでは特にバーゲンをやっているわけではないのですが、品ぞろえはすごかった。とても一日では回り切れず、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきましたが、18世紀に作られたシルバーのスプーンを購入。アンティーク家具も、ロンドン近郊と比較して、質が良い割に値段が安いように思いました。ああ、日本に持って帰りたい…。
最終日は、地元のパントマイムのショーを観に、ギルドホールという古い小さな劇場へ。白雪姫を題材にした観客参加型のショーを堪能。子供たちがノリノリで歌ったり叫んだりしていたのが可愛かった。
昨年のクリスマスにお世話になった家庭は、子供がたくさん集まる大家族で歌ったりゲームしたり、でしたが、今年は大人だけの落ち着いたクリスマスを満喫。お正月はその分、エッセイと試験勉強に費やさなくてはならないかも。
- 最終日にようやく雪も解けました