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2009年から2年間、大学院で環境関連学を専攻するため、イギリスにやって来た私達の話 This blog is about us(U&I) coming to UK in 2009 for Environmental Study at master level for 2 years
by uk-env
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ビザ延長
Uです:

Tier 4 (留学) ビザの延長をしてきました。今回は郵送ではなく、プレミアムという直接オフィスに出向いて審査を受けるものを選びました。これは、一日で審査を終えるというもので、料金は郵送に比べると格段に高いのですが、何ヶ月も審査に待たされて、パスポートもその間に使えないという状況もあり得ると聞いたためです。

場所はヨークから2番目に近いリバープールの事務所、一番近いシェフィールドに行きたかったのですが、オンラインで予約状況を確認したところ10月は予約がいっぱいとのことで、予約申し込みをしたその週に空きのあったリバプールに行ってきた次第です。

所要は、事務所到着から、延長OKの回答をもらうまで、2時間といったところでしょうか。前回Biometricという指紋採取のためだけに、3時間以上かかったロンドンの状況に比べるとかなりスムーズです。ビザ情報が入ったカードは、1週間程度して自宅に郵送されるとのことで、それ以外の書類・パスポートはその場で返却されます。

ちなみに、英国国内でのビザ延長手数料はかなり高いのですが、これを免除するのは一切認められていないそうで、審査官曰く、仮に大使館などからの要請があったとしても駄目だそうです。また、手数料支払いに当たって領収書が必要な場合、プレミアム申請の場合は、その場で発行してくれました(郵送の場合は分かりません)。

以上から、料金を気にしなければ、郵送の場合、時間がかかるかもしれないこと、指紋採取のために一度は出向く必要があることから、プレミアムを利用するのも手かもしれません。

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また、追加情報を以下のとおり載せますので、ご参考になれば幸いです。
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イギリスでVISAを延長される場合のポイントは詰まるところ2点で、1.申請内容の正確性と2.Visa発行期間の勘案です。

第一に、郵送であれ対面であれ、書式は同一で50ページくらいある内容を入力する必要があり(日本で書くのと若干異なりました)、関連資料を添えてその内容を証明することになります。対面の場合は、少しくらい記述が間違っていても先方とのやり取りの中で訂正が可能です。一方、郵送の場合は、特に先方が特に重視する箇所(即ちTier4の場合は大学・教育機関側のofferと財政証明)で何か疑義が生じた場合、突っ返されることが多いと思います。私も日本で申請した段階で、所属する組織からの財政証明書(すなわち添付書類)の記載が不明瞭という理由だけで拒否されたことがあります。

第二に、申請からVisa発行までの期間ですが、2009年にこちらでロンドンで延長申請を書面で行った時は約1ヶ月でした。これは繁忙期か否かで変化するようです。一方、対面の場合は、ブログでも書いたように審査日から1週間程度。この審査日のアポを取れるかが、ポイントです。例えば、ロンドンにいる友人が同様に近隣でアポが取れるか夏にトライした時は1ヶ月先まで予約が埋まっていたとか。700万人の多彩な人種が住むロンドンのせいだと思いますが、そこから一番近い(30分程度のところにある)クロイドンはいつも混雑しているみたいです。私の場合は、当初は一番近くのシェフィールドで予約を試みたのですが、一週間先まで予約が埋まっていました(この時期は大学が始まっているので明らかに繁忙期から外れる北部の田舎にもかかわらず)。

以上が特に考慮すべきポイント2つです。では、どうすればいいか。第1の点は日本にいた時から、SI-UKという留学斡旋機関でよく中身をチェックしてもらってました。ここはサービスを受けるのに手付金(当時1万円)が必要ですが、Oxbridge以外は入学後に返金されるシステムのため、その2校に行かない限り実質タダです。ロンドンにも支部ができたのですが、確か去年から有料になったと聞いています。ダブルチェックをしてもらうという意味でご参考まで。

第2の点は、私も夏の繁忙期から秋の授業開始時期にかけて、結局、二度VISAの延長をしましたが、書面でも(2009年)、対面でも(2010年)でも、大学の授業に間に合うよう延長できているので、早めに早めに用意・対応されたら期間的に問題になることはないと思います(やってやれないことはない)。

また、たとえ授業開始にVISA延長が間に合わなくとも、大学も最終的にVISAが取れて滞在が認められさえすればいいと思っている筈なので、授業開始時点で、ちゃんと申請している状態でさえあれば文句は言われないと思います(これはYork大学で確認した時の話。行かれる大学側に予め確認しておくとよいかもしれません)。

以上、追加の情報でした。ご参考まで。
by uk-env | 2010-10-19 15:45 | ビザ情報(Visa)
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